さくら日記でございます。

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★酒造り発症の地と言われる奈良、三輪。その地で育まれれる銘酒「三諸杉」

2019-10-25 06:27:38 | 「お酒、お茶」


お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?

今日は頂き物のお酒です。
写真の「三諸杉」(みむろすぎ)です。
その中の「純米大吟醸 山田錦」というやつです。
奈良のお酒ですね。

気温が高い時はビールや発泡酒などなど
スッキリしたものがよかったのですが
このくらいの気温になると
私的に日本酒がこいしくなります。

なので、最近は夕飯前にちょっと
この頂き物の「三諸杉」で一杯やってます。

ネット情報では
創業当時からある地元流通の「三諸杉」ブランド
適塾を意識した、ふくよかな味わいと芳醇な香りが特徴。
とのことです。

私的には、スッキリした味わいで
「スーッと入っていく」そんな感じのお酒でです。
たぶん、上品な和食と合わすと
その繊細な香りが引き立ち最高なんだろうと思います。

ですが、自宅でのちょっとのみだと
その繊細さを味わうこともせず、
口当たりが良く飲みやすいので
グイグイいってしまいます。
気をつけないと飲みすぎに・・・
って感じです。

そんな「三諸杉」
創業当時からとありますが
今西酒造株式会社
創業が万治三年、1660年
らしいです。
すごい歴史ですね。

それもそのはず、
なんでも、ここが酒造りの発症の地らしいのです。
住所は奈良県の桜井市三輪
この「三輪」の地
「酒の神が鎮まる地」と呼ばれるそうです。

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その訳は、日本書紀の記述へさかのぼります。
実在する最古の天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の時代です。
疫病が流行して国が大混乱。
そんなときに、夢で大物主大神様(おおものぬしのおおかみさま)
からお告げを受けます。

その言葉は
「私の子孫である大田田根子(おおたたねこ)を祭主にし、
酒を奉納しなさい」
でした。

崇神天皇はこの言葉を受けて
高橋活日命(たかはしいくひのみこと)に酒を造らせます。
高橋活日命はなんと、一日でそのリクエストにこたえ
神酒を奉納することができました。
その甲斐あってか、疫病は去り、国が富はじめたそうです。
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これが酒造り発祥のいきさつです。

そして、大活躍の高橋活日命は杜氏の神様として
三輪の地にある大神神社の摂社「活日神社」
に祀られている
そうです。

この「大神神社」
日本最古の神社といわれ、本殿を持たず、
三輪山をご神体として祀っている神社です。
この三輪山は古来から酒の神様としての信仰
から「三諸山(みむろやま)」と呼ばれれているそうです。

なんと、このお酒の名前の「三諸」には
こんな由来があったんですね。

そんな想いがこもっているお酒とも知らず
毎日グビグビやってました。
もしかしら、日本酒のルーツを感じることができる
一杯なのかもしれません。

もう残り少なくなってしまいましたが
明日からは
日本酒のルーツを味わう
そんな気持ちでいただこうかなあ・・・
そんなふうに思います。

ということで
今日は奈良のお酒
「三諸杉 純米大吟醸 山田錦」
でした。

詳しくはこのサイトです。