KENSEI みえの会

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涼求む

2013-08-20 06:45:26 | 毎日の事

 「明日朝5時から晴空(はるく)、預かってほしい」と娘から電話。

 甲子園に高校野球を観に行くという。

 姉ちゃんの風友(ふゆ)は行くといい、弟晴空は行かないと

いったらしい。

 

 朝5時すぎ、晴空は予告にたがわず、わが家にやってきた。

 ぼくらの布団に寝そべって好きなテレビを見ていた。

 ババは、近くの渓谷でお昼ごはんを食べたいとさっさと

お弁当をつくった。

 晴空は、あんまりその気がないみたい。

 「焼き飯が食べたい」

 ババ「焼き飯ならつくってもっていくわよ」

 

 晴空はついて行くしかない。

 車で30分。石水渓というところに着く。

 渓谷は木々に覆われて、緑陰となり、大きな石の間を

流れる水は透き通っている。

 流れに近い大きな平な石の上でお弁当をひろげる。

 さわさわと水の音。ミーンミーンと蝉の声。

 「涼しいじゃない、ここ」とババ。

 「食べたら、帰ろ」と晴空。

 

 岩場から上流になにか書いてある。

 「なんだろう」

 晴空が見に行く。ババも見に行く。最後にぼく。

 石に足をとられながら。

 

 流れが池のようになっているところで一休み。

 晴空がはじめたのか、ジジが応じたのか、水のひっかけこが

はじまった。

 気がついたら、二人共、ずぶ濡れ。

 笑いが止まらない。

 

 帰りの車は、パンツ一枚のジジが運転。

 晴空は素っ裸で、オチンチンまるだしで、いつのまにか

ぐーすか、寝ていた。

 濡れたTシャツが家につくまでヒンヤリしていた。

 

   はからずも ずぶ濡れわれら 盛夏かな

 

 みなみなさまには、暑中お見舞いもうしあげます。


                            (宮地)


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1 コメント

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素晴らしい! (余川)
2013-08-20 10:47:37
 ジジさん、ババさん とお孫さんとのやり取り、微笑ましく、素晴らしい!
 晴空くん、はじめあまりその気がなかったのに、焼き飯 で ついて行くしかない。
 ジジさんと二人での水のひっかけこ・・・・・二人共、ずぶ濡れ。笑いが止まらない。
 帰りの車で、素っ裸で、ぐーすか、寝ていた。  等々 写真も、ベーグー!

 私の場合、先日、英二さんの出身地 新居から、2歳半の孫が来鈴。数ヶ月経っていたのに、結構以前のことを覚えていたので、じぃじも、ばぁばも メロメロでしたよ。
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