KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

仲間達と初めての街道を往く

2013-12-02 20:27:15 | 平成の弥次喜多道中

 

 

今日のウォークはここから始まった

いつもの場所に

毎回労を惜しまず車で迎えに来てくれていて

今日も有難いことに来てくれている。

当たり前のように「いつも快く受けてくれる」

そんな英ちゃんの気持ちに

「有難う」!!。

なかなかできる事ではないよね。

 

5人乗り込んで

集合場所の近江本線「水口石橋駅」に向かった。

  

 「平成のやじきた道中」は

各県「健生」で引き継がれてきたが

三重健生が最後になった

が有志で滋賀、京都まで繋ごうとなり

今回で2回目である 

そんななかで

毎回共に歩いた仲間に再開できるのは

楽しみの一つでもある。

 

電車が着くと改札口の向こうに、注目している。

おめあてのそのひとの顔を発見すると、

心が通い合ったように

目といい、顔といい体全体で呼応し合うのが、

なんともいえない。

いやーしばらく!と

この間の経過やお互いの感想で

これからの旅が始まる。

今日の案内役は静岡の小林さんと神奈川の田原さんだ

水口城を見学して、準備体操もそこでやりましょう

と声がかかった

 

   

知らない街道を歩くことは

実に興味津々といったところ

この先どんな景色が展開するのか

どんな色彩を放っているのか

どんな家並みがあって、どんな人達が住まわっているのか

その時の偶然に期待して

わくわくしながら、隣同士語らって歩くのが

うれしくてたまらない。

 

水口城で準備体操  いつもの光景だ

 

あちこちで体が痛い

腰が痛い、腕が痛い

無理しないでよ!と声が届く

折れてしまうぞ、無理するな

冷やかしや冗談も入り混じって

 

鮮やかなお堀   記念写真

 

 

旧道に戻りいよいよ本番の開始

この地区は湧水が豊富だという

水口城は碧水城の別名をもつように

湧水で堀をめぐらしている城

街道の脇には堀が通っていて

家の裏にまで引き込まれ巡らされている

生活に密着した堀であろう

床下に生簀をつくり、錦鯉鑑賞もできたであろうか

湧水という枯れない澄んだ水の豊かさに

むかしの、優雅なくらしにつつまれた臭いがする

水口宿という街は。

 

 

 柏木神社で お昼

 

 

まっすぐに伸びる街道

遠くに山々が小さく見える

きょうはその向こうまで行くのかな

  

 

横田の渡し跡からは、向こう岸がみえる

鈴鹿山脈に源流をもつ野洲川

この辺りで横田川と言うそうだ

 

昔の写真をどうぞ    今は こんな   

     

    

 

  

 

 

 

休憩後20分ほど進むと

好奇心を抱かせる隧道が見えてきた

何だとおもいますか?

登り口が開けている

皆どんどん登っている

大きな杉が天を衝いて伸びている

小屋まで作られている

弘法杉と言う名前まで付いている

道路ではありませんよ

やはり 水路です

われらの先達に よくぞここまでやりましたね

と思いを寄せたくなります

水を通す事業の心意気に

感服せずにはいられません 

   

 

 

 

休憩で辻屋さん今本さん

掛け合い漫才かな

回が進むほど何故か楽しさが膨らんでいるように

映ってくる

 

 

きょうの目的地「石部宿」へもう少し

この閑静な街も、

共に語らいながら京を目指し

幾万人が歩いたことだろう

東京から来たという若いカップルと出会った

日本橋から歩いているとか

きょうは石部で宿泊して明日帰るという

次は何時か汲めていないが一泊して

三条までいく予定だと。

他に4人のグループとも

先になり後ろになりで。

声をかけて先に出て来た

 

行く道みちで声をかけてくれる人

沢山の人と出会っている

一期一会 

遭遇しているのだなと思えてくる

間柄を深めようという考え方もしかり

だが、元は一期一会

 

 

 

 

 

 石部に到着した

16kmという長丁場

小林夫婦、富澤夫婦、今本さん、田原さん

辻屋夫婦、大平夫婦、余川さん、英二さん

 

電車で6時間かけて神奈川より参加の田原さん

静岡からでも5時間ほどはかかる

次回は3月ころかな と 小林さん、田原さん

僕ら三重よりの参加者は、神奈川や静岡に合わせよう

と思えている

宿泊して2日かけて三条大橋までの予定なら

そうしてもいいな と思っている

歩きながら、語らいながら

気持ちは そうなっている

一緒に 三条大橋まで いきたいなあ

どんな予定でもいいです

声がかかるのを楽しみに

しています

それでは また 会える日まで

 

   

    (記 大平)