外に無く、内に有ること。

美を感じること、自然に生きること。

結界って、無いのに在る。

2014-03-26 10:06:27 | 日記


今朝は、ほんの少しだけ朝日が感じられました。



伊勢神宮内宮の池に紅白の鯉が絵画のように泳いでいました。



五十鈴川御手洗場という参拝前に清める場所です。



川を覗き込むと川底の石と光の波紋が織りなす不思議な光景が見えました。

参道を歩いていると、小石が並んでいて参道が三つに分かれています。
左右の道が参拝者の行き帰りの道で、真ん中が神様が通る道らしいのです。
分かりにくい結界なので気付かないで、通っている人がいます。

結界って知っている人にはハッキリと見えているのに、気が付かなければ無いに等しい。
結界というのは分かりにくいほど、神秘的に感じるし、効力を発揮するように思う。

壁という物理的なもので遮るのではなく、結界という心理的なもので遮ること。
人の心も、壁ではなく、結界で守っていくことが必要なんじゃないかな。