今朝は、雲のグラデーションがキレイです。
この本は、小山薫堂の企画したフジテレビ番組「お厚いのがお好き?」を本にしたもの。
「ニーチェも、カントも、キルケゴールも読まずに人生を終えるなんてもったいない。さあ、活字の闇を彷徨いなさい。厚い本の世界を」ということで作られています。
この番組をすご~く真面目にしたのがNHK「100分de名著」になるんでしょうね。
この中の宮本武蔵「五輪書」についての解説で、佐々木小次郎は実在の人物じゃないというのがあった。
私たちが思っている日本の歴史的人物像は、小説や講談や歌舞伎で描かれている人物像のほうが、現実より強くなっているですね。
本当のことなんて分からないんだから、後に創りあげられた人物像の方がより理想的になっていれば、それのほうが楽しいし、そんなドラマが観たいね。