外に無く、内に有ること。

美を感じること、自然に生きること。

「教育は必要ない」という教育

2010-05-19 10:25:45 | 日記


この虫は私は蚊トンボと呼んでいましたが、図鑑を見ると、「カガンボ」。
漢字では「大蚊」とあるので、ガンボが大きいという意味だが、ジャンボと似ているのは偶然か?

物の名前は時代や地域により違うことも多い。
外国語も入って来たりして物の名前はいくつもある。

昔の映画で監督タヴィアーニ兄弟「父/パドーレ・パドローネ」を観たことがある。
1977年制作なので、次の年に子供が生まれ父親になったので観たのだろう。

内容は父親が子供を羊飼いになるのに教育は必要ないというので、学校に行って子供を連れ帰るをいう場面から始まるのだが、羊飼いになるために樹や岩に名前をつけて地形を覚えていく過程で、言葉に関心を抱き言語学者になっていくという事実に基づいた物語だったように記憶している。
結局、すごい教育になっているわけだ。

自分の出来ることを見せて行くということで、人に何かを伝えて行く。
伝わっても伝わらなくても、そうして行く。