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鳥居が印象的だった伊勢神宮







伊勢神宮


3月と4月の田植えが終わり、ご褒美としてちょっと旅行。といっても団体ツアー。行先は、行ったことがない三重県と和歌山県。そう、伊勢神宮、那智大社、那智の滝、熊野古道の他、高野山などをめぐる2泊3日の旅行だ。
一日目は朝早かった。宮崎空港7:35発。伊丹空港まで約1時間。そこから高速。京都を横に見ながら、ちょうどお昼に伊勢神宮へ。鳥居が飾り気が無くシンプルでとても印象に残った。「スモール・イズ・ビューティフル」ということか。20年ごとに行われる式年遷宮後に、内宮・外宮正殿の棟持柱が鳥居になっていくようだ。最初に迎えてくれた宇治橋の鳥居は、入口側が旧・外宮正殿の棟持柱、神域側が旧・内宮正殿の棟持柱でつくられたものだ。そしてその後は、入口側の鳥居は桑名市「七里の渡し場後」の鳥居へ、神域側の鳥居は亀山市「関宿」の鳥居へとなっていくそうだ。
式年遷宮は、内宮や外宮など社殿を20年ごとに作り替える一大イベントだ。そのことによって宮大工や神職の技術なども伝承されるようだ。そういう意味では、うなずける行事だ。その他、記憶に残ったのは、巨杉。どれも写真に撮りたいと思うほどの立派な杉だった。現代の使い捨て文化は見習うべきかもしれない。
お土産やさんがずらりと並ぶ「おかげ横丁」は、行き交う人でごった返していたが、終活の身にあっては、ブラブラするだけ。ただ、店頭の生姜砂糖が目についたので、一袋買い求め昔味を楽しんだ。


二見ヶ浦の夫婦岩


中央の小島はミキモト真珠島

伊勢神宮の後は、二見ヶ浦の夫婦岩へ。大小の岩にしめ縄が懸けてあるあの場所だ。天気がよければ、見る角度によっては、しめ縄の先に富士山が見えるというのだが、風強く、波高く、その上遠くは霞んでいたので残念。それでも負けじと目をこらしてみたがやはり見えず。なので早々にバスに引き上げた。
後は鳥羽のホテルへ。ここのロケーションは最高。眼下には悠々と舞うトビの姿や行き交う船が見えた。その向こうには、日本の真珠産業の中心・ミキモト真珠島が新緑の照葉樹の中にあった。そして目を遠くに移せば、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島。どれもが真珠に劣らずの絶景だっt。
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