男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

AIの先に何があるか?

2017年03月31日 | その他
歴史には周期がある。70~80年で世界は大きく転換しています。反資本主義の台頭は1917年のロシア革命が象徴的出来事ですが、その終焉を象徴する出来事が1989年のベルリンの壁崩壊です。(大地震の周期もこのサイクルなのです。)

日本においては1868年の明治維新を契機に封建社会から資本主義へ移行し、1945年終戦までの期間が大きな周期です。

敗戦から立ち上がり経済発展するも、やがてバブルの崩壊、リーマンショックを経て、天皇が退位なさる2018年までの期間も大きな周期とみます。

今、世界を眺めると、アメリカ大統領トランプ氏の極端な政策、イギリスのEU離脱が拍車をかけるEU崩壊の危機、ドイツが難民受け入れ拒否か?、日韓関係悪化などなど、東西冷戦終焉と共に一国主義に向かう傾向にあります。インターネットで世界が結びつき、一つにならなければならない時代に、滅びに向かう退行政策ばかりです。

これらの事象を見ると、資本主義、民主主義時代が終焉を迎えるか?もしくは大きく変革しなければならない時代が来ていることを示しています。

世はAI(人工知能)の時代。それほど遠くない近未来において全ての車は自動運転になるでしょう。ドローンが宅配をしてくれる時代、車は水で走りガソリン等の化石燃料が不要になる時代。人間がやっていた作業のほとんどが、もっと効率よくロボットがやってくれます。

2040年頃になるとほとんどの職業がなくなると言われています。ロボットのほうがミスもなく、疲労せず正確にやってくれます。では、人間のやることが有るのでしょうか?

人間にしかやれないことは何か?それは愛することと芸術。つまりは喜びを与える世界です。天国みたいなものでしょう。

しかしそれには、人間社会の体制も大きく変化が求められます。一国主義、個人主義は真逆の世界です。お互いがお互いのために存在し、合目的性をもって国家理想、世界理想を形成していく。

そのためには人間全体の倫理性が高まらなければどうしようもない。押し出されるようにその時代が来ているのです。今までの延長で良いというような安易な考えでは時代の変化に対応できなくなります。



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