男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

子供の不登校に悩む人が多い

2013年09月18日 | 家系鑑定とアドバイスなど
子供の不登校に悩む人が多い。今日お話した方もそうでした。

お子さんたち全員が不登校だと言われるのです。本当にお気の毒です。

不登校になってしまう心理は?なぜ不登校になってしまうのだろうと考えますが、教育の専門家でも理解するのは簡単ではないようです。

おそらく、友達ができない、皆とうまくやっていけない、先生がいやだ、勉強についていかないなどの問題を抱えていると思いますが、なにをしても苦しいから部屋に閉じこもっているのが一番楽なのでしょう。

今までにいろいろなケースと出会いましたが、プライドが高く、頑固な一面を持つ子供さんが多いように感じます。学校に行って傷つくより部屋に引きこもったっほうがプライドを保てるわけです。

親の立場から見ると、「この不登校がいつまで続くのかな?」「子供の将来はどうなるのだろう」などの心配が出てきます。

稀に25歳を過ぎても引きこもっている人はいますが、ほとんどの場合、不登校は一時的なものです。

実は私も子供の不登校を経験したことがあります。高校2年生の時でした。そのときは深刻でした。

結局は学校を変えて編入学し、学校生活のリセットという形を取ることでうまくいきました。

人生のリセット、再出発のチャンスを与えるというのも良い方法です。

あまり長引くと、精神的に落ち込んだ状態が「普通」になっては困るのです。

不登校の子本人は、「自分はダメなやつ」「根性無し」「落伍者」などのレッテルを自分で貼ってしまうからです。

しかし、一番の原因は親にあることが多いのです。(私自身も反省するのですが・・・)

親御さんに会ってみると、教育者、昔は優等生と言われていた人、宗教等に篤信な人、教条主義者、完璧主義者というような人たちが多かったように思います。

そのガチガチの理想主義と窮屈さが常に子供を圧迫していることに気付いていません。自分は正しく生きてきたのに何故?と言われるのです。

「こんな子供にだけはなるなよ」という常日頃の心配が逆にそれを引き寄せてしまったのでしょうか。

圧迫感とプレッシャーに潰されてしまったのです。

そういう親御さんは不登校を目の前にして、さらに子供を追い詰めてしまいます。

人間が生きていくうえでアバウトさが必要です。窮屈な人生観がこのまま続いたら、子供の不登校に限らずあなたの人生にはマイナスです。子供の不登校がそれを教えています。

「一、二年棒に振っても良いだろう。長い人生じゃないか。」「このことがマイナスばかりではない。プラスになる面もあるさ。」「この子のありのままを愛そう」「子供は所詮、親の思いどうりにはならない」・・・と、自分の心の幅を広げないといけません。

大事なことは親たちがそれによって(子供の不登校のことで)マイナス感情にならないことです。

できるだけ明るい気分、良い気分で居れる様な発想、考え、子供との交流を持つことが大切です。

余計な心配は、心配していることを引き寄せます。

また、今までに多かったケースは親の夫婦仲に問題があるケースでした。

問題の子供の姿が、夫婦の姿なのです。

実も蓋も無い話になるので、あとは自分たちで解決しましょう!夫婦の話はまた後日。

日本家系調査会


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