男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

身分格式を調べる

2017年12月01日 | 日本の歴史、地域の歴史
江戸時代に大名家家臣の名や禄高、地位、役職などを記した帳面を分限帳といいます。身分、役職はほぼ下記のようになっています。

御一門家:藩主の正室に生まれた男子。藩主の一族として特別の待遇を与えられた家柄。

寄合衆:藩の大切な政務に参与する家柄。家老はこの家から選ばれる。

騎馬:外出、行列、戦に乗馬できる身分。

中小姓ちゅうごしょう:騎馬につぐ家柄。ほとんどが城下に住んだ。

歩行かち:中小姓につぐ家柄で、城下や外城に住んだ。

足軽:小者と呼ばれ、戦時の食料運搬、戦死傷者の始末、罪人の逮捕護送その他の雑務に従事した。

その他:士分の待遇を受ける者に、医師、茶道家、大工、神官、山伏、舟頭、鍛冶等がある。

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