男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

家系譜新聞12月号 特集:苫米地英人氏の言葉

2023年11月26日 | その他
エフィカシーを上げる
苫米地英人氏(64歳)のIQは200らしい。日本の認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。
カーネギーメロン大学計算言語学博士(Ph.D. in Computational Linguistics)です。

博士のコーチングのテーマは、いつも同じことを訴えておられるので、まとめてみようと思います。
コーチングの目的はいかにエフィカシーをあげるかである。(コーチングとは、相手の自主性や自発性を促し、能力や可能性を最大限に引き出し、目標達成に向けて支援するコミュニケーション手法。エフィカシーとは簡単に言うと自己肯定感である。ゴールを達成するための自己能力の自己評価です。)
ゴールは、こうなってほしい自分の姿であり世界の姿。現状では達成することが出来ないものが本当のゴール。自分のコンフォートゾーン(居心地の良い空間)内で達成できるものはゴールとは言わない。現状の外にあるもの。自分が思い切り変わらないと達成できないものは現状の外にある。
それができると確信できる者がゴールを達成できる。過去の実績は無くても良い。ゴールを達成することが本人の最高の喜びでなければエフィカシーは上がらない。たいそうな決意や決断は必要ない。皆さんの無意識というのはとてつもなくクリエイティブだ。

ドリームキラー
しかし、その夢を妨げる者がいる。ドリームキラーという。「そりゃ絶対無理だから止めたら」と、その人のためにと思っている人がドリームキラーになってしまう。親や学校の先生がなりやすい。
ゴールはヒトに言わない
そのためにはゴールはヒトには言わないこと。公言したほうが良いという人が多いが実は逆。ゴールはなりたくて仕方ない姿ですから、公言しないほうが良い。英語でいうとWANT To、それがHave To(MUST)に変わってしまうから。
その世界がどれだけリアルに捉えているか。どれだけ臨場感をもって感じているか。臨場感の高い所にエフィカシーが向く。その技術がアファメーションである。ゴールを達成した時に目の前にあることを唱える。それが当たり前になってくると現実が変わってくる。そうすると現実の自分の姿とゴールを達成した時の自分のギャップを思い切り感じる。現状の自分は本来の自分ではないと思えてくる。

無意識の力
気が付いている世界が意識世界、気が付いていないところが無意識世界。ずっと解けなかった問題が、ある瞬間ひらめいたりします。その間、無意識でちゃんと仕事をしてくれていたわけです。無意識に任せてしまうと楽です。
また、並列的にクリエイティブに多くの仕事もしてくれる。無意識を味方につけることが大事。本当にクリエイティブに無意識状態を作ること。高い目標を立てれば立てるほど、無意識は働いてくれる。現状とさほど変わらない目標だと元に戻って終わりだが、高い目標を立てると、ゲシュタルト(全体的なまとまりの構造のこと)が壊れて、そこに向かって整合性を合わせようと働いてくれる。現状のできるだけ外にゴールを設定して、自分はそれができると、しっかり無意識の中に確立していくことが大事だ。
エフィカシーを上げる私の決意
苫米地博士の話を聞いて、セルフエフィカシーを高めるには、徹底した自己説得と常に前向きな感情が必要と思いました。「常に現状の二段階上の自分を想定」することにしました。

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