【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 3月20日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-21 信頼できる経営コンサルタントの特徴
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
大谷とダルビッシュの対戦が話題となっていましたが、2打数1安打で引き分けでした。
終わってからのダルビッシュのコメントで、大谷の成長を誉めるような表現をした彼の人間性の素晴らしさを感じました。
勝ち投手になれなかったのが残念。
あと4勝を何とか取ってほしいですね。そうすれば200勝です。野球殿堂入りも夢ではなくなります。
コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。
下記のようなテーマでお話しました。
■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 2 信頼できる経営コンサルタントの見分け方
半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
このような視点で、第4部をお届けします。
1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。
ここ第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話します。
残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。
また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。
そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。
コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。
すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。
■ 第4部2章 21 信頼できる経営コンサルタントの特徴
今日のようにこれだけ情報化が進んでいるといいましても、自社に即した、信頼できるコンサルタントを探すのは、非常に難しいと言えます。
一般論的にいいますと、既述の通り、実績と伝統に基づく、信頼できる団体である日本経営士協会や中小企業診断協会、それ以外でも信頼できるところに属している経営コンサルタントから選ぶことをおすすめします。
前者は、経営コンサルタントのランクを、「経営士A/B/C/補」と4ランクに分けていますので、これも参考指標になります。
しかし、これだけでは不充分ですので、いくつかのチェックポイントを挙げておきます。契約する前に必ず面談をし、これらのチェックポイントで確認することをお勧めしています。
実際にコンサルタントと契約したことのある企業の経営者などの話を聴くことはよいのですが、単に風評だけで判断するのは危険です。
知名度が高いと「あの先生はよい先生だ」と短絡的にランクづけられることもあり、知ったかぶりから、無責任に評価して言っていることが多々あります。
一方、悪い噂は、事実無根なことが多く、必ずしも正確な評価とは言えないことがあります。経営者自身が人を診る目を持ち、良いコンサルタントを見わけられることが基本です。
私自身もたくさんの経営コンサルタントと仕事をしてきましたが、その経験から感じていることをご紹介します。
優れた経営コンサルタントといえる先生のコンピテンシーを見ますと、共通していえることは「人間性」です。どんなに経験が豊かで、実績を上げているからといいましても、人間性を軽視するようでは、ベストな選択とはいえません。
心豊かで、包容力がある、大きな心をお持ちの先生であれば、その先生から情報が漏れたり、金儲け主義であったりというようなことはないといっても過言ではないでしょう。
優れた先生は、「熱意」をお持ちです。自分の懐を第一に考えるのではなく、クライアント・ファーストの精神で仕事に取り組んでくれます。「コンサルティングをしている」というよりは、クライアントが自分の会社で、自分が責任を持ってクライアント企業の成長を願うという精神が満ちあふれています。
小さな問題でも軽視せず、また、経営者・管理職や社員ですら気がつかないような潜在的な問題をも見出す、素晴らしい嗅覚の持ち主です。有能だからといってかっこよいコンサルティングをするわけではないですが、地道に、あたり前のことがあたり前にできるように支援してくれるかと思うと、創造的なアイディアを提供してくれたりもします。
はじめは、その企業や業界のことに、必ずしも通じているとはいえなくても、その企業や業界に対する関心度が高く、論理思考で思考し、いつのまにかその企業の人達よりも情報通であったりします。
論理思考だけではなく、感度の良いアンテナを持ち、情報収集力を備えていて、そこに五感と第六感のひらめきを持ちます。それが、上述の創造的なアイディアに繋がるのです。
プラス思考で、俯瞰的に会社を見て、全体最適を重視していて、さりとて上から目線ではなく、経営者・管理職や社員に対して、同じ目線に立って接してくれます。コンサルタントによりましては、作業着で、工場の隅から隅まで、心を配ってくれる先生もいます。
コンサルタントの中には、自分自身のために受注をとったり、契約を継続させたりしたいがために、経営者の提灯持ちのような言動をとる人がいます。優れた、信頼できるコンサルタントは、時には厳しく、是々非々の精神で、たとえ相手が経営者であっても、問題があればはっきりと指摘します。
「名選手、必ずしも名監督にあらず」といいますが、「有名なコンサルタント、必ずしも名コンサルタントにあらず」という言葉も覚えておくとよろしいでしょう。
コンサルタントが、小さな会社を相手にして成果を上げても、華々しさはありません。ただ、忙しく、クライアントのために一所懸命に取り組んでくれるから、クライアントの業績向上に繋がるのです。
その様な状況では、出版をしたくても原稿を書く時間も充分に取れないでしょう。ですから、有能なコンサルタントは、必ずしも多くの著書を書いているわけではありません。
華々しさはありませんので、マスコミが取り上げることもほとんどなく、従って知名度も必ずしも高くなるわけではありません。
上述の好条件を全て満たしているコンサルタントは、ひょっとすると存在しないかもしれませんが、それに近いコンサルタントは、どこかにいまると思います。そ
その様なコンサルタントに巡り会える確率は、宝クジに当選することから比べれば、はるかに容易なのではないでしょうか。
<次号に続く>
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■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
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■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■ 電卓を始めて作ったメーカーは? 320
永年使っていた電卓の液晶が見えづらくなってきましたので、量販店で安い電卓を買ってきました。
店頭ではブリスターパックされていますので、試すことができなかったのですが、自宅に戻って使い始めたら、「安物買いの銭失い」。
キーをキチンと押さないと入力できないのです。
これではブラインドタッチをすることができません。
慌てて丸善に行って、日本メーカーブランドの電卓を購入しました。
さすが、日本ブランド、今度はスムーズに使えました。
よく見たらフィリピン製、でもやはり日本のメーカーの品質です。
最近は、電卓を使う人が少なくなってきたのではないでしょうか。
スマホ、タブレット、PCと電卓機能を使うことができます。
電卓という古めかしい表現もいずれは死語になるのでしょうね。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
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