
■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月11日 ◇ザイアンス効果 ◇元気な会社 コロナ禍の「女性不況」に負けない起業を応援 ◇過去の「あたり前」は、自社の歴史の足跡である
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
4月11日
多くの人が集まる場所での受動喫煙対策を強化する法律として「改正健康増進法」があります。しかし、2023年12月時点で、禁煙をしている飲食店は全国で約6割にとどまっているそうです。
例外規定が多いざる法だからです。
かつて、クライアントさんから飲食を誘われても、私は断ることが多かったです。連れて行ってくださる多くのお店には、タバコの臭いが充満しているからです。そのために、まとまるはずの契約も多く逃してきたと思います。
ざる法は、法律はあっても名目的に過ぎず、法律がないのと同じことです。政治家は自分達の都合だけで法律を作る姿勢を改めて欲しいですね。
*
私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。
竹根の部下が紹介してくれた企業は、東京にあるため訪問してインタビューと社内見学をさせていただきました。
◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 コロナ禍の「女性不況」に負けない起業を応援 2914-4411
JR立川駅北口に近い複合施設GS(東京都立川市)に、あるとき、期間限定のポップアップストアがお目見えした。起業予定、あるいは起業間もない女性8人が衣類やアクセサリー、菓子など各自が手掛ける商品を実店舗でテスト販売したのだ。複合施設の敷地がかつては立川飛行場だったことから、出店スペースの「TAKEOFF-SITE」には飛行機が展示されており、出店者が今後、上昇気流に乗って大空に飛び立ってほしいとの思いも込められていた。
そのうちのひとり、都内在住のMさんは、男性・女性を問わないジェンダーレスのリメイク衣料品やエコバッグなどを販売した。モデルの仕事も行っているMさんは、サイクルの短い女性用の服について廃棄される量が多いことに問題意識を抱き、男性でも着られる服にリメイクすることに取り組んだ。すでにオンラインで販売を始めていたが、ポップアップストアに出店してみると、40~50代の人が商品に関心を示すことがわかった。Mさんは「ジェンダーレスのファッションは主に若い世代に興味を持たれると思っていたので少し意外だった」と、初の実店舗販売の感触について語った。
このポップアップストアは、東京都中小企業振興公社が運営する「TOKYO創業ステーションTAMA」が行ったものだ。「TOKYO創業ステーションTAMA」は、多摩地域の創業支援拠点として2020年7月にオープン。これまで、多数の利用者に対して創業支援を行っている。利用者の内訳をみると男女比はほぼ半々だというが、東京・丸の内にある「TOKYO創業ステーション」では男性の割合が多いことなどを考慮すると、女性の利用が目立つ格好だ。実際、ポップアップストアの出店者は全員女性。
女性の起業は、「女性不況」と呼ばれる昨今のコロナ禍で活発になっているという。緊急事態宣言や行動制限などにより経済が低迷するなか、女性の割合が多い非正規雇用の労働者が解雇・契約解除されるケースが目立った。苦境に立たされた女性たちがスキルを活かすなどして起業するケースが増えているというのだ。「TOKYO創業ステーションTAMA」では、もちろん男女で支援に差を設けてはいないが、「女性不況」に負けずに起業を目指す女性を意識した支援にも心掛けていく考えだ。
出典: e-中小企業ネットマガジン
■【今日のおすすめ】
◆【きょうのおすすめ】 『あたりまえ経営のすすめシリーズ』 ”あたり前”なんてあたりまえだろう! これって正しい見方?
「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営のことです。
「あたり前」は、企業によって異なるのです。
ひとつの「あたり前」ができるようになったら、つぎの「あたり前」を作ります。
これが、「企業の成長」です。
過去の「あたり前」は、自社の歴史の足跡なのです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【知り得情報】
政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。
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◇再掲《公募》ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(19次締切)について、令和7年4月25日(金)締切で、公募が開始されています。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250217kobo.html
出典:e-中小企業庁ネットマガジン
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ コミュニケーションは密なほどよい ザイアンス効果
心理学の世界に「ザイオンス(ザイアンス)効果」という現象があります。
同じ人やモノに接する回数が増えれば増えるほど、その人やモノに対して好印象を持つようになる心理現象のことです。
つまり、同じ人と1時間話すのであれば、1回で1時間話すよりも、10分ずつ6回会話したほうが親しくなるということです。
メールを複数回交わすことで、この現象を活かすのです。
でも、物事には限度というものがありますので、現実を見て、「ほどほどに」ということも思いだしてください。
【Wikipedia】
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下*であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった。
ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則、ザイアンス効果などとも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる。
【 注 】 閾下 いきか]
刺激の強さが小さくて知覚されない状態
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
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