例の《ウルトラマン裁判》などでダーティーなイメージが定着し、すっかり忘却の彼方へ飛んでいってしまったタイの映画会社、《チャイヨー・プロダクション》。長らく(日本以外の)アジア産特撮映画の代表選手的存在だったがそれも過去の話。何せほとんどの映像ソフトが国内未発売であるし、本国タイでも廃盤になっているものも多い。それに“封印作品”とか何とか言ってものすごいブラックな扱いを受けてしまい、今や語る事すら憚られるといった状況にまでなってしまった。
という事で、今回はYouTubeに眠っているチャイヨー作品を掘り起こし、かつての《夢の王国》にチョットだけ思いを馳せてみよう。
●まずは何と言ってもこれ、『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』(1974)でしょ。昔テレビでこれを見てハヌマーンの飛び方に驚いたっけ(あれは空を駆けるイメージらしい)。このアップされている動画の驚くべく点は、オープニングが現行で出回っているタイ製DVD(とVCD)と違うという所。現行版はハヌマーン&ウルトラ6兄弟と怪獣軍団との対決の名場面集である。ということはこれがオリジナル(タイ74年公開)版であろうか?
●次は『ハヌマーンと5人の仮面ライダー』(1974)。ゲテモノ好きにはマストアイテムな1本です。ウィキペディアによれば『5人ライダー対キングダーク』の配給権しか持っていないにもかかわらず、新撮シーン等を加えて『ウルトラ6兄弟~』の続編として東南アジアで公開してしまった作品。香港ではあのショウ・ブラザーズの配給で上映されている。
他にもチャイヨーでは『ジャンボーグA&ジャイアント』なる作品も製作しており、なんと円谷ヒーローと東映ヒーローの、日本を代表する2大スーパーヒーローをモノにした、世界で唯一の映画プロダクションなのだ。でも今じゃ声を大にして言えないよなぁ……
※おまけで『KING-KA KAYASIT(MAGIC LIZARD) 』(1985) 人間大のエリマキトカゲがロボコンよろしく笑いと騒動を繰り広げるという、普通の人にはまず思い浮かばない一発ネタ映画。
という事で、今回はYouTubeに眠っているチャイヨー作品を掘り起こし、かつての《夢の王国》にチョットだけ思いを馳せてみよう。
●まずは何と言ってもこれ、『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』(1974)でしょ。昔テレビでこれを見てハヌマーンの飛び方に驚いたっけ(あれは空を駆けるイメージらしい)。このアップされている動画の驚くべく点は、オープニングが現行で出回っているタイ製DVD(とVCD)と違うという所。現行版はハヌマーン&ウルトラ6兄弟と怪獣軍団との対決の名場面集である。ということはこれがオリジナル(タイ74年公開)版であろうか?
●次は『ハヌマーンと5人の仮面ライダー』(1974)。ゲテモノ好きにはマストアイテムな1本です。ウィキペディアによれば『5人ライダー対キングダーク』の配給権しか持っていないにもかかわらず、新撮シーン等を加えて『ウルトラ6兄弟~』の続編として東南アジアで公開してしまった作品。香港ではあのショウ・ブラザーズの配給で上映されている。
他にもチャイヨーでは『ジャンボーグA&ジャイアント』なる作品も製作しており、なんと円谷ヒーローと東映ヒーローの、日本を代表する2大スーパーヒーローをモノにした、世界で唯一の映画プロダクションなのだ。でも今じゃ声を大にして言えないよなぁ……
※おまけで『KING-KA KAYASIT(MAGIC LIZARD) 』(1985) 人間大のエリマキトカゲがロボコンよろしく笑いと騒動を繰り広げるという、普通の人にはまず思い浮かばない一発ネタ映画。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます