おじいちゃんの小さな疑問集(旧:おもりぽ)

「おじいちゃんがふと抱いた小さな疑問」を、載せさせていただきます。答えや共感や異論があればぜひコメントを!

ハマッテル音楽リポート.その1

2009年03月15日 | Weblog
【Rod Stewart】
行ってきました。3/14ホワイト・ディの日のロッド・スチュワートのさいたまスーパーアリーナでのコンサート。シンプルで、力強くて、なごやかで、相変わらずカッコ良かった。写真は開演前にステージを背景にパンフを写メしたものです。

17時の開演予定時間ぴったしに始まり「いつもなら昼寝の時間だぜ」とぼやきつつ、Some Guys Have All The Luckから始めて、途中「10分休憩ね」と休憩を入れ、最後のSailingまで。

21歳の娘やコーラスの女性に歌わせたり、息子に挨拶させたり。自身の体力消耗に気を使いながらも、エネルギッシュで、いかにもロッド・スチュアートなステージでした。

何もかも強いインパクトがありましたが、ぼくにとって一番印象的だったのは、ジェフベッグを「ぼくのボス」という言い方をしていたこと。それから、ぼくが18歳の時に武道館で観たステージと、ちっとも変わっていなかったこと。I Don't Wanna Talk about Itでは、きっと多くの聴衆がそうだったと思うけど、ホロリ泣けたりして、しみじみとエキサイティングな夜だったわけです。

そんなんで、予告しといて1度もリポートしてなかった、ハマッテル音楽リポートの記念すべき第一回は、Rod Stewartです。高校生時代に盛んに聞き、ちょうど大学受験で上京していた時に武道館公演があったので、友人と、ぼくの1つ年上の姉と、連れ立って観にいきました。さっきは変わっていないって書いたけど、きっと当時はもっと激しく動き回っていたような気もします。観る側のぼくらだって、スタンディングしたままだったものなぁ。

わが家にはロッドの曲は、アルバム毎にカセットテープで存在していました。で、今回コンサートに行くことにしたのを機会に、ベストアルバムの34曲をPCのiTunesに落とし、さらに自分のiPodに入れて聞きまくっていました。予習のつもりでしたが、昨夜の興奮の余韻を味わうため、復習期間も設けることになっております。

ところで、このホワイト・ディのコンサートに誰と行ったか? 普通であれば奥さんというのが正解のはずなのですが、残念ながらNoです。年始にこのコンサートの情報を得たぼくは、早速チケット購入の手配をし。奥さんに「ホワイト・ディのプレゼントとして、食事もしたいし、行こうね! さいたまで近いし」と誘ったのです。ところがあっさり「嫌だっ」と、断られました。

「興味ないもんロッド・スチュワートなんて。こぶくろや、サザンやケミストリーならよろんで行くけど」というのが奥さんの弁です。うーん。困ったぼくは大学生の娘に頼み込み、付き合ってもらうことに。この話を、ぼくが尊敬している、晴海在住の夫婦仲の良い先輩夫婦にすると、ご主人(以下、晴海先輩)側の方から、こんなアドバイスをもらいました。

「ことは順番の問題だよ。コンサートの情報を得る→奥さんを誘う→チケット手配する→仲良く行く、が正解。君の場合は、チケット手配する→奥さんを誘う、という順番で、押し付けがましさに、反感を持たれたってことじゃないの?」と。うーんそれは確かにあるかなぁ。で、この晴海先輩もロック好きなので、質問してみました。

ぼく: 「先輩、ロッドの武道館公演行かないんですか?」
先輩: 自分の奥さんの顔を見つつ 「行かない」
ぼく: 「なぜ? コンサートあるの知らなかったの?」
先輩: 「知ってたし、すごく行きたかった」
ぼく: 「じゃあなぜ、行かないの?」
先輩: 少し暗い表情で、「断られたんだ。情報を得→奥さんを誘った。だけど断られた…」
先輩の奥さん:ニコニコとぼくらの話を聞いているのみ

<今回の教訓>
順番を間違えても、ぼくに付き合って救済してくれる娘がいて、ラッキーだった!
<娘のコメント>
「コンサート終了後の、混雑した出入り口付近は、加齢臭に満ちていた」
コメント (1)
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