西大寺の近年発表された『大日三尊像』『五大尊像』を拝見。1辺7㍍の二つの仏画掛軸が本堂文殊菩薩裏手物置天井梁に渡しかけて置かれていましたが、2020年に調査されたそうで、密教修法の本尊らしいが由来などははっきりしないそうです。『五大尊像』の破れた軸部の墨書に「文政十年(1827)七月大吉祥 画師郡山豆腐町住人藤田常引」とあり、この頃の製作か修復の可能性があるそうです。普段大茶盛りをする光明殿に2幅で一杯です。画師郡山豆腐町住人藤田常引覚えておこう。