昨日、奈良芸短大に行ったついでに、途中にある久米寺にお参りした。
久米寺は「久米寺(くめでら)は、奈良県橿原市久米町にある真言宗御室派の寺院[2]。本尊は薬師如来坐像[1]。開基(創立者)は聖徳太子の弟の来目皇子(くめのみこ)ともいうが未詳[1]。『扶桑略記』や『今昔物語集』においては娘のふくらはぎに見とれて空から落ちたという久米仙人により創建されたと伝えられる[1]。また、空海ゆかりの寺であり、「真言宗発祥の地」とされる。久米仙人による開基伝承は『扶桑略記』『七大寺巡礼私記』などのほか、『今昔物語集』巻十二本朝仏法部にも収録され、『徒然草』にも言及されている著名な話である。それによると、吉野・龍門寺の久米仙人は仙術で空を飛べるようになったが、ある日空を飛んでいる時、川で洗濯をしている女のふくらはぎに見とれて法力を失い、地上に落ちてしまった[1]。久米仙人はその女とめでたく結婚。その後は普通の俗人として暮らしていた。その後、時の聖武天皇が遷都を行うことになり、俗人に戻った久米仙人は遷都のための工事に携わる労働者として雇われ、材木を運んだりしていた。ある日仕事仲間から「お前も仙人なら、仙術を使って材木など一気に運んでしまったらどうだ」とからかわれた。一念発起した久米仙人は7日7晩祈り続けた後、仙力を回復。久米仙人の仙術で、山にあった材木が次々と空へ飛び上がり、新都へと飛んで行った[1]。これを喜んだ天皇は久米仙人に免田30町を与えた[3]。これによって建てたのが久米寺であるという話である[1]。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 から 」


