「大原呑響〈どんきょう〉筆 孫悟空図江戸時代(18~19世紀) 」大阪歴史博物館 「銀行重役のコレクション-京・大坂の近世絵画を中心に-」から。
HPの解説から「陸奥出身の大原呑響(1762~1810)は、漢学をはじめとした学問や芸術にも通じ、江戸や京都、大坂へ出て様々な文化人たちと交わりを持ちました。それとともに海防にも関心を寄せ、蝦夷えぞの松前まつまえ藩主に招かれ北方の警備や治世への意見を聞かれることもありました。書画に優れ、晩年には「千詩千画会」という1000枚の自筆の絵とそれにちなんだ1000枚の自作の詩と書を一堂に展覧した会を開くなど旺盛な活動を見せています。本図は『西遊記』で知られる孫悟空を描いた作品です。吐いた息をよく見ると、口元では点だったものが、次第に姿を現わし、頭上に至る頃には猿の姿に変化しています。孫悟空お得意の分身の術を披露している場面です。 」
1月25日(水)から3月21日(火・祝)まででした。
1月25日(水)から3月21日(火・祝)まででした。




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