夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<梅散策@京都。>

2008-03-09 | つれづれ

今日は少し暖かくなるっていうから、京都へ梅を見にいってきました

さて、どこへ行こうか。
せっかくなのでいろいろと特別拝観をしている所へ行こう
ということで今回は、まだ行ったことのない相国寺を目標に出発ー!

その前に腹ごしらえをば。
切り抜き 切抜きしてる雑誌の1ページから探し出した、「蕎麦屋 にこら」というお店に行くことにしました。
辿り着く前に白峯神社にお参り。
以前御朱印を頂いてたのをうっかり忘れて、再度頂いてきました
でもちゃんとお参りしたんだから いっか
弟に「闘魂守り」をお土産に。
スポーツ上達の神様としてや、蹴鞠でも有名です。

やっと辿り着きました にこら。
お店はとてもこじんまりしています。
私は京鴨と九条葱の南ばんそばをいただきました。
10割そばがもっちもちで、不思議な感じがおいしかった
旬菜セレクトという季節のてんぷら+おまかせ3品→「菜の花と蕗の芥子味噌和え」「飯蛸の桜煮」「京鴨のロース煮」 を頼んでみました。
なんとも春らしい味を満喫
蕗の薹の苦味も美味ナリ
とってもおすすめです
蕎麦屋 にこら→http://www.sobaya-nicolas.com  
を覗いてみて下さい

とことこ歩き続けて、目的地 相国寺へとうちゃーく。
瑞春院と法堂と2箇所特別拝観になっていました。
瑞春院では、孔雀や雁の優雅な襖絵を スタッフの方のお話を聞きながら見ることが出来ました。
お庭を眺めていると、苔に木漏れ日に揺れて あったかい気持ちになります。
水琴窟はとてもまろやかな音色でした。
法堂では天井の「蟠龍図」が鳴き龍として有名です。
手を叩くと、共鳴して龍がカラカラと鳴いているように聞こえます。
叩いた本人しか聞こえないのが不思議!
さらに、お堂の中で立つ位置によって龍の顔の向きが変わるんです
なんでなんでー?!
ガイドさんが、天井は年月が経つにつれてひわってくるのを計算して描いたからだ、と教えてくれましたが、でも不思議・・・
法堂の隣にある開山堂には応挙の描いた子犬が遊ぶ杉戸がありました。
子犬が悪さしてたり、お尻向けてたり。
コロコロのむくむく で、思わずつれて帰りたくなりました(笑)
はぁ~ かわいかったぁ・・・

時間がまだあったので、承天閣美術館へ。
ちょうど「相国寺の禅林文化」展をやっていて、応挙や若冲、狩野派の掛け軸、書などが展示されていました。
長谷川等伯の竹林猿猴図屏風が見たかったけど、前期の展示だったみたいで見ることは出来ませんでした。
でも若冲の鹿苑寺大書院障壁画が素敵でした。
水墨画で、色がついてなくても情景が生き生きと描かれてるのがすごいと いつも思う。

境内の梅も見頃で、綺麗でした