山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

九州三日目前半

2010年11月25日 | お出かけ
午前6時50分。
開聞岳山頂からのご来光です。

なーんてね。大嘘です。
結局時間の都合で、登ることができなかったんです。
ガイドさんの話ですと、鹿児島港12時発のフェリーへ乗るためには、少なくともホテルを8時に出発し、一路鹿児島へ向かう必要あり。とのことで、幹事さんの苦渋の決断だったからです。
ということはですよ、もし登るとなれば開聞岳の登山往復に4時間。タクシーでの往復所要時間を1時間とすれば、午前3時にはホテルをタクシーで出発しないと、ホテルから出発するバスに間に合わない計算となるのです。しかも、登頂時刻が午前6時では、当然真っ暗けなのですから。これでは登る意味はありませんでしょ。
鉄道利用で8時53分発の鹿児島中央駅へ向かうことも考えましたけど、万が一乗り遅れると空港まで別手段で行き着かなきゃならないし・・・
そんな訳で、人間あきらめってのが肝心です。

また来さえすれば、いいわけですし。

そうとなれば、指宿名物砂風呂も堪能しておきましょうか。


開聞岳がためなら、「買い物だけにしなさい」ってオヤジギャグでつっこまれましたが、
「食い物だけ」の志向がワタシにはお似合いでしょう。
なので、ガッツリ朝から食べさせていただくことにします。


朝一の砂風呂にギャルでもこないかとてぐすねひいて待っていたら、結局ワタシともう一人のオジサンのみ。それよりも気になります。あのトンネルの先が。


だれだー 砂風呂がぬるいって言ったのは! 10分も入っていると限界じゃないか。
どうしてもガマンが足りぬこのワタシ。


長崎鼻の方角でしょうか?朝日が昇っていきます。


指宿のダイヤモンドヘッドこと魚見岳方向です。


バスは5分遅れで、鹿児島市内へ向け出発しました。
若いフロントレディーがお見送りをしてくれました。
結局、開聞岳の「かの字」も見えないままで・・・
池田湖だって見たかったのにさ。
近いうちに、また来てやるからな。待ってろよ!


車道と平行して二両編成のジーゼル列車が走ってゆきました。もしかすると、この車両に乗るはずだったのかもしれません。


資料館を兼ねた土産物店へ立ち寄ります。


カルカンやさつま揚げの工場見学施設も併設されています。


カイモンは済ませてありますから、余裕を見せて店外で花を撮影です。


そうこうして、バスは通称産業道路を北上し、鹿児島市内へと入ってきました。
鹿児島にも路面電車が走っています。


時刻は午前10時ちょうど。集合時刻は11時35分まで自由行動との幹事からの指令あり。
おいおい、こんなところで野放しにされても困るじゃないか。
つーか、こんな時刻に着くなら開聞岳へ登れたはずだし。


はいからさん通りでのウインドショッピングなんかに興味も湧かないため、


中央公園を横断し、


先ずは、自刃した城山を背に立つ西郷さんの像を見学です。


この期に及んで読書をしようというのではありません。


鶴丸城址に図書館が建っているのです。


お堀も残っています。


それにしても暑かったですな。気温は25度くらいはあったでしょうか。


正門を抜け、もと来た方角へ戻ります。


鶴丸城は、城郭の石積とお堀を残すだけのようです。


花壇をアートフィルターのポップアートで撮影してみましたが、見事な失敗作ですな。


西郷さんの愛犬「カヤ」もいらっしゃいまいた。(上野の銅像ワンチャンは「ツン」らしい)


さて、まだ11時ですが、自由行動で昼食を済ませよ。との指令も受けています。


鹿児島ラーメンとどちらにするか?で意見が割れましたが、多勢に無勢。もちろんワタシもこちらへ一票投じたのは当たり前ですかな。
男は黙ってサッポロ○ールの、ワタシからの進言もすんなり受け入れられましたし。
クイモンンダケ野郎の真骨頂ですな!


食事が済めば腹ごしらえを兼ね、
島津斉彬公をお祀りする、照国神社へもお参りしておきましょう。
細かすぎて薀蓄板が読めませんね。


七五三の祝いのため、境内は人でごった返していました。


斉彬公も地元の英雄なんですね。


さて、バスのお迎え時刻です。


フェリーへ乗り場向けバスが出発したのは、11時37分でした。
それにしても、これだけたっぷり時間があったのなら、楽勝で開聞岳へ登れたのにさ プンプン!!