6月30日、金沢弁護士会が、中部弁護士連合会、富山弁護士会とともに、「秘密保全法」に反対する市民集会を開催した。集会では、25年前に自民党の「スパイ防止法」制定に反対して、金沢弁護士会が弁護士自身が俳優となって制作した裁判劇「片町の灯は消えて」が上演された。内容はシビアだ。誰もが、情報漏洩者として処罰の対象になる暗黒社会を描いているのだから。
集会メインでは、メディア統制に詳しい上智大学の田島泰彦教授が、「情報は誰のものか?市民にとっての秘密法とは?」と題して、秘密保全法のもつ危険性に関する詳細な講演を行った。 . . . 本文を読む