7月17日、17万人集会翌朝のビッグニュースは、志賀原発サイト直下に、活断層が走っている可能性高し! だった。地元紙はもちろん、全国紙各社が一面で報じた。この日に開催された原子力安全・保安院の専門部会での厳しい議論が、報道番組でも詳細に放映された。今泉委員が厳しい口調で、「よくこういうものが審査を通ったなと思う。シームS1は典型的な活断層だ。あきれてものが言えない」、「非常に無理がある。結論ありきに見える」、「特定の人だけに依存しているのではないか。誰が調査しているか、そういうことも公表すべき」と迫った。ご覧になった方も多いことだろう。
その通りだ。調査を依頼したコンサルタントも原子力ムラに支配されているのは、周知の事実ではないか。
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