デンマーク視察や韓国訪問などが重なった、一ヶ月以上夜回りを休んできた。今夜はしばらくぶりに、夜の野宿者たちと会って、近況を聞いたり、四方山話を交わして安否確認をしてきた。
私たち金沢夜回りの会(現在の呼称)が回るコースは、かつてと比べると随分と穏やかな空気だ。しかし、話を聞いてみると、新たなホームレスが時折姿を見せるが、行方が分からなくなるという。人夫出しが建設業の景況に左右されて、労働意欲のあるホームレスでも居場所が変わるようでもある。
三年ぐらい前に関わって、市内東部で生活保護を受けているる元ホームレスの方が、連休明けに急病で倒れたとの報が親身な不動産事業所からあった。いつもと違う様子を不審に思った社長が部屋を覗いて発見したそうだ。天涯孤独な入院者に対する身の回りのサポートについて、入院先の市立病院側に本市福祉事務所との連携が十分ではない面が感じられるような話も含まれている。私なりに状況をつかんで、改善を促したいと思う。
野宿生活は心身に負担が大きい。不摂生や栄養不足になりがちだ。それが身体を蝕む。一人アパート暮らしに入っても、病気に罹って気づかれない場合もある。私たちはこれをアフターケアと呼んでいるが、ボランティアが継続することは容易ではない。地域の社会経済が回復しない中、増加の一途を辿る生活保護世帯にケースワーカーの機動性を高める条件整備は追いついていかない。
私たち金沢夜回りの会(現在の呼称)が回るコースは、かつてと比べると随分と穏やかな空気だ。しかし、話を聞いてみると、新たなホームレスが時折姿を見せるが、行方が分からなくなるという。人夫出しが建設業の景況に左右されて、労働意欲のあるホームレスでも居場所が変わるようでもある。
三年ぐらい前に関わって、市内東部で生活保護を受けているる元ホームレスの方が、連休明けに急病で倒れたとの報が親身な不動産事業所からあった。いつもと違う様子を不審に思った社長が部屋を覗いて発見したそうだ。天涯孤独な入院者に対する身の回りのサポートについて、入院先の市立病院側に本市福祉事務所との連携が十分ではない面が感じられるような話も含まれている。私なりに状況をつかんで、改善を促したいと思う。
野宿生活は心身に負担が大きい。不摂生や栄養不足になりがちだ。それが身体を蝕む。一人アパート暮らしに入っても、病気に罹って気づかれない場合もある。私たちはこれをアフターケアと呼んでいるが、ボランティアが継続することは容易ではない。地域の社会経済が回復しない中、増加の一途を辿る生活保護世帯にケースワーカーの機動性を高める条件整備は追いついていかない。