森かずとしのワイワイ談話室

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県労働局が生活雇用支援ワンストップサービス試行の日に

2009-12-26 08:54:28 | 議員活動
 昨日25日は、石川県が生活と就労支援の「ワンストップサービス」を金沢ハローワークで試行する日でした。昨年末の政府の無策から考えると政治の変化を感じさせます。金沢市の職員も派遣されると市長答弁がありました。
 さて、この25日私は、隣接自治体役場近くの区画整理地内に出来たCD等大型店から私のメールにSOSを発してきた42歳男性に面会に出向き、居宅確保と生活保護申請を行いました。彼は、3年前に隣接市の印刷会社を病気治療のために退社し、住んでいたアパートを引き払いました。病気治療には数ヶ月、後遺症で足が多少不自由となりました。それ以降、日雇い派遣などで食いつないできましたが、昨年以降仕事はなく、所有する車のなかで市内周辺各所の大型店駐車場で野宿をしてきました。持っていたノートパソコンでホームレス支援相談を検索していて私のホームページにたどり着いたとのことです。まだ車(もう動かなくなっている)はその駐車場に置いたままで、この処分をいずれ検討しなければなりません。E不動産の協力で金沢市内のアパートでの生活が始まりました。
 もうひとり、金沢駅もてなしドーム地下でホームレス生活を送ってきた56歳男性(福井出身)が、元同僚の付添人と一緒に、議会へと来られました。生活保護申請を行ったら部屋を決めてきてほしいと言われ、ある不動産を尋ねたが保証人の問題で断られたとのことでした。それで、部屋の確保はどうしたらいいのかという相談でした。彼は能登のラーメン店で30数年従業、二年前に自分から退職し、金沢で解体業の日雇い。その時点からホームレスとなってきました。3ヶ月ほど前に夜回りの際に会っている人でした。やはりE不動産の協力で市内東部のアパートで生活保護が始まると思います。この方の同行申請は、私の時間がなく、支援課に面通しして市役所を出ましたので、その後の進展はまだ分かっていませんが。
 このように、年末というのは、困窮の方にとって、生存の不安が高まり、何かしら支援を求める心理になる時期だと思います。

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