森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

中秋の名月に癒されて振り返る

2011-09-12 23:43:51 | 議員活動
 日中は真夏、夜は中秋の名月。コントラストがはっきりとした季節の変わり目だ。帰宅時の22:30ごろ。山科の天空にもまん丸の満月が高く上がっている。昔から、この満月を見てはイマジネーションを豊にしていたんだ。しばらくじっと月のウサギたちを見つめた。

 さて、この三日間は忙しかった。昼夜を問わずだ。それで、ブログも自動停止状態だった。間に9月11日、3.11からの半年の節目も重なった。(この日は炎天下の富樫地区体育祭りで、終日汗を流した。)9.11以後世界は変わった。「対テロ戦争」が大義なき戦であったことは、すでに明らかだ。様々な疑惑を持って語られる9.11航空機突入。テロ首謀者とされるオサマ・ビンラディンが捕縛ではなく、殺害でもって幕引きされたことは、その疑惑の解明を闇に葬ったことで、アメリカの立場が透けて見えてくるではないか。そして、アフガン、イラク戦争の巨額な戦費が、アメリカ経済の凋落に拍車をかける結果ともなっている。歴史の皮肉だ。世界はパックス・アメリカーナ後を見据えて、激動している。

 一方の3.11から半年の9.11。脱原発の道、停止中原発の再稼働をめぐるせめぎ合いが激化している。県平和運動センターは、8月から三度、市内繁華街で脱原発1000万人署名にとりくんできた。私も議員の立場で街頭演説に立ってきた。10日は、武蔵が辻のエムザ前に立ち、がれきの処分、「除染」土壌の処分すらままならない放射能汚染の本質を受け入れることが出来るのか、原発再稼働を許すことは、その覚悟が求められるのだ。電気は足りないことはない。元々の施設容量と電力使用の工夫で、次の冬も問題なく乗り切っていくだろう。原発電力無くして、社会はより安心なものとなることが実感され行くだろう。それを恐れるのが、原発推進の立場の人々だろう。全国で署名行動に邁進している仲間達が、地域の声を携えて9.19に東京に血腫する。サヨナラ原発全国集会だ。金沢市議会でも、福島から避難している被災者の声を反映した、志賀原発再稼働に待ったをかけるための意見書案の会派内調整に苦心している。しかし、世論が背景にある。仲間の議員も斟酌している。

 12日午後は、新築なった小立野小学校校舎を会派で視察した。設計にプロポーザル方式を導入した初の学校建築だ。意匠は凝っている。広々とした敷地ならではの低層二階建ての贅沢なたたずまいだ。子どもたちが学校に戻ってきている。問題は、教育活動とどれだけマッチしているのか。機能性だ。使って初めて支障が分かることもある。この方式が今後も拡大することを考えると、検証も必要だ。設計から実施設計、施工にいたる意思決定の過程で、いかにして教育のプロ集団である職員の意見を吸い上げることが出来たか、職員室の機能や小体育室の配置、廊下スペースと教室スペースとのバランスなど・・いくつかの課題もはっきりしてきた。市教委とも協議していきたいと話し合っている。

 9月9日に発言通告し、質問書の執筆も終えた。発言通告した質問の項目は、追ってお知らせしたい。

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