森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

2012年頭に想う 

2012-01-02 23:50:40 | 議員活動
 私は、新年とほぼ同時に年齢を重ねる。2012年1月2日、今日は53回目の誕生日だ。ここ数年というか、感覚は一週間が一日のように過ぎるということだが、53回目の誕生日もまた、光陰矢のごとしだ。自分の年齢進行に自覚がついていかない戸惑いを今年もまた「年齢幻想」から抜け出せない未熟者と自らを言い聞かせて、「不惑の53歳」の充実をまずは期したい。

 さて、今日の奥田建国土交通副大臣の新年互礼会でも挨拶で申し上げたが、3.11後の元年たる2012年は、「再創造」をテーマにしなければならないと思っている。再確認(再評価)されたという「絆」が、しがらみや無言の同化圧力ではなく、再創造のための精神的な自由とひとり一人の尊重を前提にした「社会的な連帯」を内実とするものに変容することを意識したい。
 政治の激動が予感される2012年。日本に於いてはTPP参加、消費税増税の形をとって復権する新自由主義との地域からのたたかい、金沢と観光交流都市提携する那覇を県庁所在地とする沖縄普天間基地撤去と辺野古新基地建設阻止への金沢からの忘却を越えての連帯、そして言わずもがなの志賀原発再稼働阻止を当面至上命題とする脱原発の道が鋭く問われる。ひょとすると、解散総選挙という激震もあり得る。旧政権への先祖帰りは許されないし、社民党存亡の危機をこれまた越えていかねばならない。
 そんな問題意識をもちつつ、年末にかけて積み上がった郵便物をようやくさっきから開封したら、注目すべき論考に出くわした。
 その1は、会員として知見を得てきた地域アソシエーション研究会の機関誌(2011.11.30)に掲載された「市民社会とは何か」 (関西大学植村邦彦さんへの聞き取り)
 その2は、同研究会からの「NEWS LETTER」(2011.11.15)に掲載された「教育と資本の構造的危機米国の場合」(下 ジョン・ベラミ・フォスター論文)
 その3は、無防備地域宣言運動の牽引者であり、社民党金沢の学習討論集会に招いた澤野義一大阪経済法科大教授による「違憲の原発は停止・廃止へ」
 その4は、「労働情報」(2011.12.15)の「独裁者が席巻した大阪秋の陣」だ。

 これらの論考から、私なりの2012年の指針を引き出したい。明日も、パソコン前に座る時間が夜にありそうだから、この続きを
述べようと思う。

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2 コメント

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2012年幕開け (森かずとし)
2012-01-09 00:16:07
 Isshinさん

 2012年の幕開けにあたって、深遠なるメッセージに感謝します。2012年がオルタナティヴ元年にならなければなりません。金沢の地から屈せず頑張ります。
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A Very Happy 53rd Birthday! (Isshin)
2012-01-03 17:22:39
Dear K. 森氏,

May you have the wonderful birthday you deserve with plenty of time to relax and enjoy doing whatever makes you happiest!
Wishing you a good health, good fortune, and happy life.
Happy 53rd Birthday!!!(belated...^^;)

The New Year 2012…a time for starting over.
No matter who…No matter where…No matter how…
Hope this is the beginning of a wonderful new year.
Wishing you A Very Happy New Year!

-Isshin-

今年の聴き初めはマーラーの8番『千人の交響曲』でした…。

2012年は、浄土真宗の宗祖、親鸞聖人(1173~1263)の750回「大遠忌」の年です。
「世のなか、安穏なれ」…

良い年となりますように…。
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