森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

21回目の本会議質問終えました

2008-12-15 23:56:55 | 議会活動
 12月15日、21回目の本会議質問を終えました。市役所の新人研修職員、手話通訳さんを交え、いつも足を運んでくださる支援者の方々の傍聴を後ろ盾に、先日お知らせした内容の質問を行いました。面の皮が厚いように見られる?私ですが、何回やっても、応援団には心強いものがあります。

 では、質問項目を列記した要旨を以下に転載します。

1.経済情勢を受けて
・現下の経済情勢の認識、12月補正並びに本格化する新年度予算編成での具体的な対策

2.まちなかの活性化について
(1)中心市街地活性化基本計画
・本市「商業環境形成指針」による商業環境秩序の評価
・まちの状況変化
・コンパクトシティ進展のための重点施策は何か。
(2)まちなか商業地域の現状と課題
・基本計画に位置づけられた諸事業の進捗と展望
・「声を届かせたい!」と願っている青年層との協働
(3)旧県庁跡地周辺の土地利用に関して
・年間20万人の広坂庁舎利用者の活動場所確保
 市民活動支援センターの設置も含めまちなかでの活動場所確保についてての見解
・広坂合同庁舎移転後の跡地利用についてまちなか活性化の観点から広く市民の意見を
(4)「屋」のつくお店を地域生活の拠点として支えること
・旧来の住宅地域での「買い物過疎」の状況
・「屋」のつく商店支援は事実上の制度的空白ではないか
・「屋」のつく商店の支援、生活必需品店舗の立地促進策、地域コミュニティ意識

3.住宅瑕疵担保履行法の施行に関して
・制度施行への危惧、周知
・一定見直しの必要は

4.義肢装具のあり方検討懇話会報告を受けて
・利用者の不安を受け止めた懇話会設置に敬意
・懇話会報告をどう受け止める
・来年度の事業化への基本的な考え

5.平和的生存権を守る責任に関して(自治体におけるシビリアンコントロール)
・イラク派兵差し止め訴訟名古屋高裁が示した平和的生存権
・前航空幕僚長の懸賞論文問題への認識は
・武装自衛官の行軍訓練問題の教訓
・歴史認識問題、「大東亜聖戦大碑」に副碑建立 所感

6.市民のつぶやきから 
(1)地上デジタル放送移行への対応は万全か
(2)金沢市民の交通マナーについて

 経済情勢とまちなかの空洞化の部分では、輪読会で学んでいる新自由主義批判を加えました。

 今日の市長答弁で特筆しておきたいのは、「平和的生存権を守る責任」に関し、田母神論文問題では、麻生首相答弁「シビリアンコントロールに服し、空自幕僚長の立場にある者として極めて不適切。」を引用し、私も同感ときっぱり。そして、大東亜聖戦大碑に副碑建立に対しては、「戦争を美化してはいけない。」これまたより以上に明快に言い切りました。市長は戦争時代を体験し、かねがね「戦争を知らない者が戦争を美化することは絶対にだめや。」と言い、「あの田母神さんも戦争を知らない世代やろ。」手厳しい。副碑についても顔をしかめます。
 平和的生存権判決には、憲法全文を答弁に引きました。再質問・再々質問は、町中活性化の手法についてでした。
 詳細は、追って、ウェブサイトに掲載します。

 政調会で、意見書の調整も始まりました。会派社民は、会派市民と共同提出で、公契約に関する基本法の制定を求める意見書案、そして社民単独で農地取得の規制緩和に反対し、優良農地の確保と有効利用を求める意見書案、雇用能力開発機構のあり方に関する意見書案を提出しました。どれも生存権保障に深く関わる国政課題です。


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