里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

プール育苗'23~育苗箱に土入れをする

2023年04月07日 | 水稲プール育苗

育苗箱に土入れをしました。
ここ何年かプールを作る前に土入れの方が早くなっていましたが、今年はプールを作った後になりました。
我が家ではどちらでも作業に支障はありません。
それにしても昔に比べ箱数は大幅に少なくなりました。
両親が健在だった30年ほど前からみると生産調整の拡大や道路の拡張で面積はほぼ半減、育苗方式も成苗から稚苗へと変わって箱数は1/3近くまで減りました。
事前に育苗箱と培土はハウス内に運び込んおき、作業は全て育苗ハウス内で行います。


各種の資材が上がっていることから今年は植付け株数を減らすことにしました。
したがって育苗の箱数も減らします。
ハウスのスペースは十分に余裕があるのでほぼ半量ずつ両妻で行います。
プールに運ぶのにはその方が都合がよい。
土入れは全て一人作業です。
毎年もっと効率的な作業のやり方はないものか考えるのですが、結局今年も同じやり方になりました。
シートを2重に敷きます。


それに育苗箱を5枚並べます。


育苗箱の底には紙シートを敷きます。


今はシートが必要ない育苗箱も出ていますが、この育苗箱は何十年も使っているもの。紙シートを敷くのは必須です。
培土は市販のもので、1袋で9箱分、覆土分も含めると1袋で7箱余りになります。
昔は自分で土を取りピートモスと肥料を混合して作っていましたが、負担が大きく今はとてもやる気になりません。
価格が上がっているのは痛いですがやむなしです。
培土を育苗箱に少し多めに入れます。


ならし板を使って培土を厚さ1㎝に入れます。


このならし板は市販のものに培土が少なくなるよう細工しました。


プール育苗では培土の厚さが1㎝程度まで節約することが可能です。
溢れた培土はシートを持ち上げて寄せ、次に並べた育苗箱に入れます。


これの繰り返しなのですが、他の方法がなかなか思いつきません。
土入れが終わった育苗箱は適当な高さにに積んでおきます。


直射を防ぐよう覆いを掛け、しっかり縛っておきます。


このようにすると地震があっても容易に崩れません。
反対の妻側にも同様に土入れした育苗箱を積んでおきます。


作業が二日に跨がってしまいましたが、これで土入れは終了です。



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