里山悠々録

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ナバナ「寒咲花菜」は側枝の収穫盛りになる

2021年12月18日 | 畑:花菜類

ナバナ類の一種「寒咲花菜」。
9月早々に直播きしたもの。葉がいっぱいに広がっています。


主枝から出るわき芽(側枝)が収穫盛りとなってきました。


今年の「寒咲花菜」の収穫は11月半ばからと、例年より早くから始まりました。


スーパーなどで菜の花として売られているものが花菜です。
普通の花菜は春に穫れますが、この「寒咲花菜」は冬に穫れるのでこのように呼ばれます。
主枝、すなわち親茎のトウはほぼ穫り終わりました。


主枝はできるだけ数芽で収穫するようにしています。
しかし、下位の節が詰まっていると、現実には10芽くらい残ってしまうことが多い。
主枝を収穫するとわき芽(側枝)が伸び出し、その先に花芽が着きます。
これが数本から多いものは10本くらいになるので収穫が盛りになります。


厳寒期に向かうこれからが、旬と言えるでしょう。
冷え込みが強まってくると、花が咲くようなことはあまり見られなくなります。
このように葉の中に蕾のまま留まることが多い。


この株の側枝(子茎)を収穫してみます。


側枝をわき芽を2、3芽残して切ります。

切り跡。2本収穫。
すでにわき芽が見えています。それが孫茎になります。


別の株で。


収穫後。


これからは厳寒期に向かうため、穫り遅れてしまうこともありません。
この側枝(子茎)を穫る時期が収穫量も一番多くなります。
数株穫ってみました。ボリューム十分。


茎や新葉も余すところなく食べられます。
下位の方は店には出回りませんが、全て食べられます。
同じナバナ類のかき菜やつぼみ菜の太い茎と違い、筋がなく軟らかい。
これから低温に晒され黄ばんできますが、枯れることはありません。
益々柔らかく風味が増し美味しくなります。



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