里山悠々録

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ピーマンのわき芽を整理し簡易な誘引支柱を立てる

2024年06月18日 | 畑:果菜類

ピーマンは不織布をトンネル掛けして植えた後、20日ほど経ったところで1本の支柱を立てて誘引しています。
さらに半月ほど経過しました。


品種は京みどり。
通常なら収穫が始まってもおかしくないくらいの日数ですが、現在2、3番花が盛んに咲いている状況です。


何分にも本葉12、3枚に達して1番花で、今実が留まっているのが確認できるくらいです。
大概は10枚くらいまでに1番花が着くのが普通ですから遅くなって当然です。
しかし、これはあまり気にしていません。
少し収穫が遅くなるだけでが株がしっかりしているかの方が大事だからです。
その点、わき芽も旺盛に出て樹勢が十分付いているように見えます。
最も気になるエソ系のウイルスもここまで症状は出ていないのでほぼ大丈夫と思います。
草丈は結構伸びてきたため早めに誘引支柱を立てることにしました。
中央の1本の支柱に誘引する際に一度わき芽は整理していますが、また伸びてきました。
一番果が肥大してきたのが分ります。


一番果の下から出ているわき芽は全て搔きます。


これはかなり茂っています。普通花が着いたところで二つに分枝するのですが、これは三つに分枝していました。


このままだと枝数が多くなりすぎるので3番花のところで1本に整理しました。


同様に他の株も整理し、全ての株のわき芽の整理が終わりました。


次に誘引支柱を立てます。
生長するにしたがい枝が垂れ折れやすくなるので早めにやれば間違いはありません。
過去にはピーマンの誘引法も色々試行しましたが、ナスとほぼ同様の方法に落ち着きました。
全て老朽化したパイプハウスを解体した時の廃材利用です。
中央の株を挟んで畝の両側に適当な間隔でパイプ支柱を立てます。
支柱は少し上の方を広げるようにして打ち込み込みます。


この支柱に横に直管パイプをフックバンドで止めていきます。


このようにフックバンドは完全には止めません。これで最後まで十分持っています。


生長するのに合わせて横の直管パイプを上げていきます。
フックバンドを完全に止めないので下から軽く叩くだけで直管パイプは簡単に上がります。
枝は横パイプに誘引止めはしません。
枝がパイプに密着すると枝はあまり動かず垂れ下がりが防げます。
多少の枝折れが出ることはありますが、ピーマンは分枝数が多いので気にしません。
これで簡易な誘引支柱の立て方は終了です。


今月末には確実に収穫が始まります。年々植付け本数を減らしてきましたが、どんなものでしょう。



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