里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いした大根を取り出す

2020年02月08日 | 畑:根菜類
 
 冬囲いしている大根を取り出しました。
 冬囲いしているのは9月8日に播いた青首大根の「耐病総太り」。冬囲いしたのが昨年の12月24日なので例年より1週間くらい遅くなりました。暖冬で気温があまり下がらなかったからですが、暖冬だからといってそのままでいいわけではありません。寒冷地のこの辺りではいくら暖冬でも厳寒期は氷点下まで下がります。青首大根は根の半分くらいが地上部に出ているので凍害を受けてしまいます。それでも今年は10本くらいを畑に残したままにしました。親族が持ち帰って囲ったものもあるため、囲いからはまだいくらも取り出していません。
 冬囲いは二つの方法で行っています。
 こちらは土を掘ってダイコンの葉を付けたまま囲ったもの。稲わらを挟みながら根の部分を斜めにし、土で埋めています。


こちらはダイコンの葉を落として地中に埋めています。土を少し深めに掘り、葉を完全に切ったダイコンを寝かせ、稲わらを掛けて土を埋め戻しました。こちらは全く手を付けていません。葉を付けたままの方から消費することになるので、こちらを取り出すのは当分先になります。


 土をどけてみました。


 2本取り出しました。


 土を戻しておきます。


 今年の冬は気温が高く、囲いとしてはあまり条件がよくありません。日中気温が上がらず夜間は冷え込まないのが囲いとしては理想ですが、ここ2、3日こそ冷え込んでいるものの日中10℃を超える日もあるような今冬は傷みが早まるかもしれません。積雪地帯だと雪の中は昼夜0℃なので貯蔵には理想的です。この辺りは寒冷地といっても根雪になるようなことはないので、次第に傷みは出てきます。
洗ってみると、まだ傷みはほとんど見えません。


 今年は暖冬で畑のダイコンが育ちすぎ、価格が低落して畑で処分されニュースになっています。我が家のダイコンも最後は処分することになるでしょう。助っ人は切り干し大根を作っているようですが。

 こちらはニンジンの冬囲い。


ニンジンを土付きのまま作業場の中に取り込んで保管したものを消費していたため、こちらはまだ手つかずです。
少し様子を見てみました。問題ないようです。




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