里山悠々録

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春ダイコン「新春蒔き総太り」を穫り始める

2024年06月12日 | 畑:根菜類

春ダイコンの「新春蒔き総太り」を穫り始めました。
先に穫り始めた「春の都」から1週間遅れての穫り始めです。
種播き後2ヵ月余り過ぎました
種播き後、マルチの上からべた掛けしている不織布は未だ掛けたままです。


幅広の不織布とはいえさすがに異様に盛り上がってはきました。
依然モンシロチョウが飛んでおり剥ぐに剥げないでいます。
助っ人が不織布は掛けたままでも穫るのには気にならないと言うのでそのままにしています。
不織布を剥ぐと、これが「新春蒔き総太り」。


発芽良好で欠株はなく、生育も順調です。
晩抽性品種とは言え寒い春ならトウ立ちが散見されても不思議ない頃です。
しかし、今年は皆無。その気配もありません。いかに4月の気温が高かったかです。
先に穫り始めた「春の都」とよく比べると僅かながら違いがあります。
根の太りは若干遅く、葉色が濃く葉の切れ込みが細かい。
1週間前とははっきりと根が一回り太っています。


これは生育の遅れとかではなく品種の特性と思われます。
根の太りに数日~1週間の違いがあるのは別に何の問題もありません。
これは昨年までの傾向と同じで、収穫の幅が広がるので好都合とも言えます。
青首は「春の都」に比べると少し薄く、短い感じがします。


穫ってみました。


残念ながら2本とも尻が良くませんでした。これからに期待です。
これは品種の問題ではなく、土と天候の関係としておきます。
こちらが先に穫り始めた「春の都」。


根はやはり一回り太ったようです。


穫り頃になりました。


洗って比べてみました。右手前が「春の都」、左が「新春蒔き総太り」。


今回は「新春蒔き総太り」に見かけで少々ハンディが付いてしまいましたが。
ともに尻太りに難があるのは粘土質の土壌に加え今年の異常乾燥が影響したと思っています。
穫り進めるとどうなるか見ていきます。
青首の出方に多少違いがあるようながら、食してみればともに辛味は殆どなく瑞々しく甘い。




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