里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり'21~今年の大玉ころ柿は格別

2022年03月10日 | 干し柿づくり

干し柿は、干し始めから間もなく4ヵ月。
ころ柿の完成時からでも2ヵ月以上経ちました。
年明け後に縄付きのまま2重の紙に包み、段ボールに保管、1月下旬からはポリ袋に入れて保管しています。
次第に消費され、残っているのはこのくらい。


それでも数十個あるようです。
助っ人が大、中、小と区別していました。
この部屋は最も気温の上がらないところです。
それでも、そろそろ冷蔵庫に保管するのが無難な時期となりました。
これが大ですが、開けてみます。


今年の干し柿は白粉の吹き出しが遅かったですが、今は、さすがに大玉でもほぼ前面に白粉が出ています。
干し柿と言うより、やはり枯露柿(ころ柿)という言い方がぴったりです。
大玉の干し柿は中小のものに比べると今でもやはり軟らかい。
これはタッパーに入れ冷蔵庫で保管している干し柿。


量が少なければ、これが一番簡便な方法です。
ラップで包めば。より確実に好みの硬さで長く維持できます。
これは中玉。全面に白粉がたっぷりと吹いています。


こちらも大分少なくなってきました。
取り込みが早いほど、また小振りなほど白粉が沢山吹いているようです。


これはあんぽ柿の状態で冷凍している干し柿。ちょっと取り出してみました。


軟らかいあんぽ柿が好みの人はラップに包み冷凍するのが確実。


冷凍と言っても、干し柿の場合は家庭用の冷蔵庫ではカチンカチンにはなりません。
元々水分が少なくなっているからです。
これなら好きな時に好みの干し柿を取り出し食することが出来ます。
これは、茶菓子として出ている干し柿。


今回は大玉のころ柿でした。白粉も全面に吹いています。
1個取ってみます。どっしりとボリューム満点。


割いてみます。


この大きさだと、小生には一度に半分くらいがちょうど。
今年の大玉ころ柿は甘味や旨味も格別。そしてこの時期でも軟らかい。
まだ当分干し柿を味わえます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿