里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トマト連続摘芯栽培'24~安定して穫り続け残りは3花房ほど

2024年10月05日 | トマト連続摘芯栽培

今年のトマトは波が少なく安定して穫り続けています。株によるバラつきも少ない。
昨年今頃はオオタバコガの寄生で悲惨な状況になり片付けの態勢に入っていました。
今年はネットを張ったのが奏功し、被害を防ぐことができています。近年では最も良さそう。


収穫はここまで第1花房、第1基本枝(第2、第3花房)、第2基本枝(第4、第5、第6花房)、第3基本枝(第7、第8、第9花房)までは全て終わりました。
第3基本枝にはおまけの花房もかなり着け、よく穫れました。
現在は第4基本枝(第10、第11、第12花房)を収穫しています。


このステージまでくると、樹勢が落ちてくるので着果が悪くなりやすい。
今年は比較的留まっておりこの程度ならまずまずです。
上から見るとこのようになっており、下には穫り終えた第2基本枝が垂れています。


第10花房は全て穫り終えました。第11花房も過半穫り終え、第12花房に移りつつあります。
この赤くなっているのが第11花房、その下が第12花房。


さらに下方に着いている花房がおまけに着けた花房。結構留まっています。
かなり雨が降ったので裂果が出ていますが、意外にも軽傷です。
反対側には第5基本枝(第13、第14花房)。この下には第3基本枝が垂れています。


当初はおまけの基本枝とするつもりでした。しかし、気温が高く生育が進み2花房着けたので正式に基本枝としてカウントします。


さらに半数は第15花房まで着けました。
この2株は第15花房まで着いています。進んでいるものは第13花房が大分色付いてきました。


これらは第13、第14花房までですがよく留まっています。大丈夫穫れるでしょう。


但し、10月下旬には強制終了するためこのような花房まで穫れるかどうかは微妙です。


今年は植付け時点では幼い花房だったので出遅れたものの、以後は気温が高く生育が促進されました。
そもそも連続摘芯栽培は普通の1本仕立てより花房数が多くなります。
それでも例年12花房程度ですから今年は花房数が多いことが分ります。
しかもカウント外のおまけの花房も多い。
花房数が多くなると競合して着果率は落ちてきます。しかし、今年はそれも軽微。
樹勢の維持がかなり上手くいったように思います。
今年はネットで覆ったため作業はやりにくくなり、殆ど下葉の整理をしていません。
それで特に不都合は生じておらず、むしろ樹勢の維持にプラスになっている可能性もあります。
わき芽だけは次々出てくるので整理しています。
最盛期に比べると大玉の比率は少なくなっているもののこの時期としては悪くありません。


これから穫るまでの日数がかかるようになってくるので味はむしろ乗ってきます。
残りは3花房ほど、終盤になってきましたが、最後まで穫れ続けることを期待です。