里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーはわき芽の生長が早くガッチリと土寄せ

2023年09月06日 | 畑:花菜類

1回目に植えたブロッコリーに追肥し土寄せをしました。
前日記した秋キャベツの土寄せの後、引き続き行ったもの。
品種は「緑嶺」。
植付けが8月8日なので間もなく1ヵ月と言ったところ。


今年の苗は比較的しっかりした苗に仕上がりました。
気温が異常に高く雨不足。植付け後繰り返し灌水しました。
それでも少量ながら盆中に降雨があり助かりました。しかし、その後は再び干天。
このたび、ようやくまとまった降雨となりました。
僅かに欠株はあるもののまずまずの生育と言って良さそうです。


今年の特徴はわき芽の生長が特段に早いと言うこと。


例年、1回目のブロッコッリーの土寄せ時にはわき芽が伸びています。
しかし、これほど太く数が多くなることはありません。しかも全ての株が同様です。


これは異常に気温が高い天候の関係でしょうか。
あるいは主枝の成長点に何らかの異常が生じている可能性も考えられます。
葉が茂って畝間が埋まってきたので機械で土寄せするにはギリギリのタイミングです。
雨が降りそうだと言うので、秋キャベツに続き急ぎ土寄せすることにしました。
まず畝の両肩に速効性の肥料をバラ撒きます。


管理機の逆転ローターで土寄せ。


葉を少し傷めることになりますが、やむを得ません。
干天のため土が硬くなり鍬だけではとても無理です。
それでもキャベツよりはやりやすい。機械作業は終了です。


ブロッコリーは大きな花蕾を穫るためには大きな株を作る必要があります。
そのためには土寄せ作業が非常に大事だと思っています。
機械作業の後は必ずクワで株元までしっかりと土寄せします。


小生は頂花蕾だけでなく側花蕾も大きな花蕾を穫ることを目標にしています。ならば頂花蕾並の側花蕾です。
そのために少々拘っているのがこの土寄せ作業。


この時期にわき芽(側枝)がこの数、この太さなら期待が膨らむというもの。
このわき芽(側枝)が出ている上までガッチリと土寄せするのが小生流。


このわき芽の根元から不定根を出し、より太い茎に生長させたい。
これまでの経験則では側花蕾の大きさも側枝の大きさに比例します。
この出来不出来は年により変わり、昨年は1回目のブロッコリーからはビッグな側花蕾が穫れました。
果たして今年はどうでしょう。



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