里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

里山の田んぼは手が掛かる、まずは水路の掃除から

2022年03月12日 | 田んぼ

ここ数日、これまでとは日差しが違ってきたと感じます。
寒冷地にも確実に春は近づいているようです。
里山の田んぼも動き出す季節となりました。まずは水路の掃除から。
早めにスタートします。少しでも余裕のあるうちにやっておくことが得策です。
あまりやりたくない作業ですが、避けては通れません。
こちらは土側溝。


冬場に補修工事をしながら泥上げもしてきましたが、まだ残っています。


里山では落ち葉が溜まるのが避けられません。


泥と落ち葉を一緒に払います。


今年は強風の吹くことが多く、落ち葉がより集まっています。


これを払わないと流れが悪くなります。様々なところに詰まりトラブルの元です。
作業中、崩れる心配のあるところが見つかり、急遽、杭を打ち込みました。


こちらはコンクリートの水路。こちらも次第に土砂が溜まっていきます。


3年前の台風19号で道路の法面が崩れて工事したところは未だ土砂が溜まりやすい。
これを払わないと水路が浅くなり、大雨ですぐ水が溢れ出すことになります。
ゴミも払わないといけません。
所々にあるマスの中も掃除します。


マスはゴミや土砂が溜まりやすい。


心がけの悪い人間のポイ捨て。なかなか無くなりません。


集落ぐるみで道路や周辺の一斉清掃も時折行っています。
常に綺麗にしておくことがポイ捨ての抑制には一番効果があります。
田んぼの側の水路や土手は、田んぼの持ち主が管理するのが暗黙の了解事項。
里山の田んぼは手が掛かります。
大半は地味な仕事。でも、それが一番大事なのです。



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