里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

山菜のウルイと山ウドが盛り

2022年05月09日 | 山菜

山菜の一つウルイと山ウドが盛んに採れています。
何れも栽培しているものです。
ウルイは2カ所にあります。
今年は4月末から採り始めました。


昨年よりは1週間ほど遅れていますが、例年並です。


ウルイは主に茎、葉柄を食べます。


葉を食べる場合は、葉が展開する前の軟らかいうち。


葉がすっかり開いてしまった場合は葉柄を食用にします。


この辺りでは天然のウルイもよく見られます。
ただ、今はあまり採っていません。
栽培のウルイの育ちがいいので、もっぱら採るのはこちら。
ウルイの正式名はオオバギボウシ。鑑賞用ギボウシは食用には向きません。
こちらは家のすぐ側にあるウルイ。


若干遅いか。


店にはハウスで伏せ込み栽培した軟白ウルイが出ています。
ウルイは少々ぬめりを感じる程度で癖がなく、嫌う人はいないでしょう。
お浸し、炒め物、和え物、汁物など用途も広い。
山ウドはウルイよりも1週間ほど遅れて採れ始まります。
今年は数日前から穫れ始めました。


昨年よりは遅いものの例年より若干早いようです
山ウドも2カ所にあります。
こちらの方が日当たりが良いため、早く出ます。


昔ながらの土盛りをして少々茎を伸ばすやり方です。ですから天然ウドにより近いと思います。


こちらが別の場所。雑草も目立ちますが、あまり気にしないことに。


株を分けて差し上げた近隣の方は、もみ殻を掛けて茎を伸ばしています。
山には天然のウドもありますが、茎は真っ青で細い
このウドは、30年以上前に、株を分けていただいたもの。
以前詳しく記しましたが、この時期になると、その方のことを懐かしく思い出します。
遡って我がブログを顧みてみました
スーパーなどに出ている山ウドはハウスに伏せ込んで、茎を長く伸ばしたものです。
我が家のうどは天然の山ウドに近いので香りも強い。


土をよけて、根元から鎌で切り取ります。


山ウドは香りがはっきりしているので好まない人もいるでしょう。
小生は香り大好き人間なので山ウドは大好物です。
むしろ茎が青いくらいの方がいい。
我が家では一夜の味噌漬けにすることが多い。もちろん何日かおいても美味しく食べられます。
そのままだとアクが強いので、表面の皮を薄く剥きスライスし水にさらしてアクを取ります。
それから味噌をまぶすように漬けます。


これで一杯いただければ至極。
天ぷらにしたり、軟らかい葉を味噌汁の具などにしても美味しい。
天然の山ウドが出るのは、少し先です。





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