里山悠々録

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トマト連続摘芯栽培'24~簡易雨除けで植付け

2024年05月20日 | トマト連続摘芯栽培

トマトの苗を植付けました。
今年も連続摘芯栽培を行います。
畑の方は廃材を利用した支柱を立て、さらに誘引用の支柱も立て終え準備を整えています。
手作り感満載の簡易な雨除けです。


本来なら一番早く植付けてよいトマトが一番遅い植付けとなりました。こんなケースが多くなっています。
老朽化したパイプハウスを解体して以来、果菜類の苗は購入していますが、近年困惑するのがトマト苗。
昨年は花芽の確認が困難で、やむなく購入した苗は着花位置がバラバラ、第1花房が飛んだ苗もありました。
何とか花芽だけは確認できる苗を入手したいと考えていました。
今年は昨年とは違い馴染みの農業資材店からの購入です。
ごく小さいながら全て花芽は確認できました。しかし、即植えるには小さすぎるので1週間置きました。
昨年は10日余り置いてようやく花芽が確認できた苗もあったくらいですからずっとましです。
それがこの苗です。


品種はホーム桃太郎EX。
姿が乱れているのは強風で鉢ごと倒されたのを放置したためで大きな支障はありません。
蕾は大分大きくなりました。


通常の栽培では開花直前くらいで植えるのがベストです。
しかし、ポットが小さく連続摘芯栽培では樹勢がやや強めがよいのでこのくらいで植えることにしました。
ホーラーを用いて植え穴を掘ります。


今年は本数をさらに減らし10本。株間は広く55㎝です。
害虫予防の粒剤を施用。


鉢が小さく丈が伸びているので倒して置くしかありません。


植えました。


植付け後、直ちに支柱に誘引しました。風が強く、支柱に2カ所留めた株もあります。


萼が少し割れてきたので1週間以内に開花しそうです。


連続摘芯栽培では花房数が多くなるためより樹に負担が掛かります。
通常の1本仕立てよりは出だしの勢いが強めで良い。


今年は何れの株も本葉8、9枚で第1花房が着いているので、少々遅めながら第1関門通過です。


連続摘芯栽培20数年、これまでのベストは2018年。毎年様々なことが起こります。
昨年は出だしの躓きをかなり挽回したと思った9月にオオタバコガという初めてのとんだ伏兵。
トマトづくりは一筋縄ではいきません。だから面白い。
これは番外、庭の外れに植えている中玉トマト「フルティカ」。


第1花房が開花しています。本来なら大玉もこれに近い姿になっているべきですが。
中玉はあくまでおまけ。こちらは連続摘芯栽培ではありません。



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