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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

初めてのUFOズッキーニ

2025年07月17日 | 畑:果菜類

UFOズッキーニなるものを初めて作りました。
助っ人に親戚からズッキーニの苗をもらうことになったので植えて欲しいと頼まれたのです。
その親戚が小生のところに直接苗を持ってきました。
本葉2枚半ほどの小さなポット苗です。植えたのは6月9日。
そんな訳でカボチャなどを作っている畝の空きスペースに3株植えました。


特に準備したわけではなくあり合わせのマルチ畝で、株間は55㎝ほどと狭い。


ズッキーニと聞いていたので、ごく普通のズッキーニと思っていました。
葉色がやや淡く見えていたことから黄色のズッキーニかなとも思っていました。
ズッキーニを自身で植えるのは30年ぶりくらいになるでしょうか。
当時は沢山穫れてもあまり興味を示す人間がおらず、間もなく止めてしまいました。
近年は店に出回ることも多くなりましたが、以来作ったことがありません。
特別な管理はしておらず、植えるときに気温が高く乾燥気味だったので、植え穴にしっかり灌水した程度。
以後は順調に生育。倒伏しやすくスペースの関係もあるので支柱を立て立体栽培をすることにしました。


上から覗くとこんな感じ。


紐で支柱に誘引しています。


気温が高いため生育が早い。1ヶ月も経たずして果実が肥大してきました。
これでびっくり。ズッキーニとは思えぬ扁平形。


事前に全く聞いていなかったので最初奇形かなと思ったほどでした。
しかし、同じようなのが次々出てくるので、調べてみるとUFOズッキーニと分かりました。


助っ人のところにも親戚から穫り頃になった時に連絡があったらしい。
硬くなりやすいので早めに穫った方が良いとのこと。
気温が高いこともありますが、スピードが速く植えてから1ヶ月も掛からず穫れ始まります。


ハチが飛んで自然受粉しているようなので人工授粉はしていません。
これが収穫したUFOズッキーニ。


ズッキーニはカボチャの一種ですが、通常のものは一見するとキュウリっぽく見えます。
これは成り口や尻がよりカボチャらしい。


穫り始めて10日ほどになりますが、次々に成ってきます。
直径10㎝くらいまでの小さめが良いと言います。穫り遅れが出やすくなかなか大変です。
サラダや炒め物で食べてみましたが、普通のズッキーニと変わらず癖もありません。
この特徴ある形を利用した煮込みやグリルがお薦めのようです。