里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

石垣にサツキ

2022年06月26日 | 

6月、我が家の庭のメインはサツキ。
今年は、近年では一番良くありません。
そもそも花着きが良くなかった上、6月上旬の天候が悪過ぎました。
特に、土砂災害警戒情報が発令される大雨ですっかり傷んでしまいました。


それでも石垣とサツキのコラボがいいと言ってくれる方がいるので、石垣周辺のサツキだけ記録することにしました。
花数は例年よりずっと少ない。前年の刈り込みが少し遅かったのかもしれません。
今年は開花そのものが遅れ、花盛りらしい姿が見られないまま終盤になっています。
小生が物心ついた頃にはかなりの大株もあったので、樹齢は100年を越えるものがあると思います。


この辺りは石垣ギリギリに植えられているサツキ。




これらは比較的新しい。


この赤のサツキが最も多い。。


赤、白、ピンクと、自然交雑、自然繁殖したと思われます。






純白のサツキはかなり古い株があります。


元々の株は石垣近くの庭に植えられているものです。


それが石垣の隙間に自然に定着し、殖えてきました。




人為的に植えようとしても困難にもかかわらず、自然の力、植物の生命力に驚嘆。




どのような条件でこの隙間に定着するのか不思議です。




1輪、2輪だけの株があると言うことは、未だ自然増殖が続いていると言うことなのでしょう。




仕事や生活に邪魔になるものを多少除くことはありますが、殆ど手を掛けていません。
今年は花がいささか寂しいとは言え、刈り払い作業で疲れた体に癒やしを与えてくれます。
サツキは翌年の花芽を確保するには花が終わった後は早く刈り込まむことが肝要です。
近年は専ら助っ人がやってくれるのでありがたい。