里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ハクサイ「はるさかり」が穫り頃になる

2022年06月18日 | 畑:葉菜類

春ハクサイは穫り始めて1週間余り。今が一番穫り頃になっています。


品種は極早生種の「はるさかり」。


4月に春ダイコンと同日の直播きです。
ダイコンより数日遅く穫り始めました。
黒マルチに播いた後、不織布をべた掛け。べた掛けは剥がずに掛け続けました。
「はるさかり」は晩抽性の品種ですが、強い低温に遭えばトウ立ちのリスクがあります。
今年はまったく見られませんでした。
無理な早播きはしないことにしたので当然かもしれません。
べた掛けも少なくともマイナスにはならないので多少効果があったでしょうか。
べた掛けは始めに掛けた不織布が持ち上がってからもしばらくそのままに。
その後、幅広の不織布に変えてべた掛けを継続しました。


小生は無農薬栽培者ではないので、虫除けのためのトンネル掛けはしません。
ハクサイが結球し始めの時に一度薬剤散布し、防除するのが普通です。
昨年、たまたま近くの不織布のトンネル掛けしていたものを、そのまま春ハクサイに転用。
簡単にできる状況にあったので、試しにやってみたところ、結果はまずまず。
今年は、トンネル支柱は省略、幅広の不織布をべた掛けしてみました。
緩めに張りマルチ止めで裾を止めているだけです。問題ないようです。


今年の春ハクサイは欠株もなく揃っています。


虫も殆ど付いていません。


一挙には収穫できないので、8分結球くらいから穫り始めました。
今は結球もしっかり締まってきました。


穫り頃になっています。


収穫してみました。2㎏以上はあるでしょう。


切ってみました。


春ハクサイとしては大きさも締まりも十分です。
今年は6月に入り雨が多く腐れも出るかと思いましたが、全く出ていません。
気温が低いからでしょう。
意外にも不織布のべた掛けのデメリットをあまり感じない結果となっています。