里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

越冬中の玉ねぎはどうなってる

2019年02月18日 | 畑:土物類



 これは越冬中のたまねぎ。
 最悪の生育状況です。過去に経験がありません。
 

 植える段階で、苗の葉先が枯れ、生育が思わしくなかったので心配はしていたのですが、案の定でした。苗床で粒状肥料の追肥をしたのが悪く、いわゆる肥え焼けを起こしたとにらんでいたのですが、はっきりはしません。植え付ければ回復してくれるのではないかと期待したのですが、良くなりません。
 この辺は比較的ましなところ。


 この辺はどうしようもありません。


とはいえ、例年のように追肥を施しました。粒状の速効性肥料をマルチの上からばらまきです。


 かつて、私は肥料は全量を元肥だけにやっていました。マルチ栽培ですから追肥は毛頭考えたことがなかったのです。というより、効果的な追肥のやりようがないと思っていました。あるとき、かなり年配の方がマルチの上から肥料をばらまいているのを見たのです。その時は無駄なことをしているなと思ったのですが、もしかして、植え穴から入るかもしれないと思い、やってみると、これが目に見えて効果があるのです。
 雨に溶けてそれなりに流入する分もあるのかもしれません。生育も後半になってくると肥え切れからベト病が出やすくなるのですが、全く出なくなりました。




 苗の肥え焼けの疑惑があるので、またかという気持ちもよぎりましたが、ダメモトで決行しました。600株ばかりのたまねぎですが、半分くらいでもものにならないかという甘い期待です。小玉になるのは免れそうにありませんが。