里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

深紅の南天が至る所にある

2019年01月16日 | 


 南天の実が赤くなったのはいつ頃からでしょうか。11月に入った頃には色づいていたと思いますから、本当に長持ちする庭木です。今、その赤が一段と深さを増しています。 我が家には至る所に南天が生えています。生えているというのも変な話しですが。
 もちろん庭木として植えられたものですが、それから自然に種が飛んで発芽したり、鳥がくわえていって発芽したり、と思われるものが多数あります。ですから山や畑、土手など誰も植えるはずのないところにも生えています。少なくとも私自身が植えた南天は一つもありません。植えたのはすべて私の両親以前の人です。
 以下はごく一部の南天です。
 これは、なんと石垣の間から生えている南天。植えたものか自然発生したものかは不明ですが、おそらくは自然に種から生えて定着したのではないでしょうか。





 赤い実の南天が圧倒的に多いのですが、これは、白南天。白南天はあまりありません。赤に比べて、もともと増えにくいようです。白南天と言っても真っ白ではありません。ほんのり黄色、アイボリー色でしょうか。





 これは白南天ではなく薄いピンク~オレンジ色になります。白南天よりも多くあり、かつ白南天よりも強いようです。




 これは山際に生えている南天。
 南天は難転で縁起が良く、冬の寒々とした風景を明るくしてくれます。