里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

あんぽ柿~ころ柿までの変化を見てみよう

2019年01月10日 | 干し柿づくり
 あんぽ柿からころ柿に至る変化を、これまでの干し柿づくりの記録から経時的に見てみることにしました。

 まず、外観から。
3週間目(硫黄燻蒸、吊し開始後)
 まだみずみずしさが残っています。


4週間目
 ほぼ乾燥しました。あんぽ柿の完成。


5週間目
 白粉が吹き始めました。


6週間目
 乾燥が進みしわが深くなったように見えます。ころ柿の完成。


7週間目
 白粉が全体に回ってきました。


 ちなみに、これはやや小ぶりの6週間目のもの。乾燥が進み全体に白粉が吹いています。大玉のものと小玉のものでは1週間くらい進み具合が違うようです。


 次に、中身。
3週間目
 まだトロトロ状態ですが、十分甘く問題なく食べられます。


4週間目
 ゼリー状で甘味は十分。あんぽ柿の完成。


5週間目
 ゼリー状から変化し、少し固まってきました。


6週間目
 ゼリー状が大分少なくなり、味が深まりました。ころ柿の完成。


7週間目
 ヨウカン状の部分が出てきました。味はさらに濃厚になっています。


 思いのほか、よく捉えることができました。
 これまでこのような記録をしたことがなかったので大変よかったです。