■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

□ 手書きの絵をスキャナー取り込んだ後の線の濃さが薄い場合の処方箋

2012年01月12日 | ●○ Tips ( IMAGE )  ○●




 最近はデジ絵とかを描くとしてもPCの値段が落ちてきているので
入門機としてのPCを揃えると、そうした作業がしやすくなったなぁ
と感じます。

 とりあえず、原稿サイズが大きくなるとキツイのですが、


【 PC 】
 
 □ Core i3 2120

 □ H61

 □ Intel HD Graphics 2000
   もしくは
   Geforce GT 430

 □ DDR3 2GBx2 もしくは 4GBx2

 □ SATA 2 1.0TB
  (プラッタサイズとキャッシュ容量の関係)
  
 □ DVD Multi Drive

 □ WINDOWS 7 Home Premium 64bit版


【 ディスプレイ 】

 □ IPSパネルの22型フルHDサイズのモノ
  (とりあえず、sRGBカバー率が高いと綺麗)


【 タブレット 】

 □ Bamboo Comic(新しい奴)


と言う組み合わせだとバンドルソフトのインストールする必要はあ
るのですが、これだと


 □ Cormic Studio mini
 □ Illust Studio mini


などがバンドルされますからフツーにWEBマンガやイラストを楽し
む事が出来ます。タブレットで言うとIntuosの場合2048段階の筆
圧感知するので筆圧を適応した描き方をする場合には便利です。

 そして、最近はカラー複合機(取り込みの解像度が高い奴)も
比較的安価になっている(と言うか、安い割に解像度を高く設定
できる)ので、取り込みからの作業もしやすくなっています。

 ということで、今回も性懲りもなく、取り込み=>線画のコト
でも書こうかなと思います。

 取り込みというのは、フォトレタッチソフトやペイントソフト
でいきなり取り込む方法と、スキャンソフトで取り込む方法があ
ります。と言っても取り込むだけだと


 【 取り込みソフトを起動して走らせるだけ 】


なので、技術もへったくれもなく、むしろ一度覚えれば間違いよ
うののない次元のモノだったりします。実際、ここに解像度など
が入ってくるので、どのサイズで取り込んで、どのサイズで編集
するかと言う問題が出てくる感じです。

 とりあえず、今回は300dpiで取り込んでみました。こうした編
集だとノイズはあったほうが解りやすいので、今回も大学ノート
に落書きしたのを取り込んでみました。


□ 描いて取り込んだ奴



見ての通りノートの罫線が露骨に入っています。コレを調整して
いくのですが、実は細い線と言うのは、


 【 コントラストを上げる 】


と消えていく特性があります。なので、その方法で調整していく
と線が消えていきます。そして、残った部分を消しゴムや範囲選
択をして消していく感じです。

 この時、背景色を黒とかにしておくとマクロになってしまうの
で背景色が白になっている事を確認して作業しましょう。

 そして、ゴミをとったのがコレです。


□ ゴミ取った!('▽')トッタ~!!



 コントラストを上げてゴミを取ると紺亜感じになるのですが、
線が心許ないほど弱いですよね。実は、色の強調をしてもカラー
での取り込みの場合、原稿の色彩が薄い場合反映されません。

 これを下書きに絵を作っていく(ベクターで仕上げると便利)
と言うのもありますが、流石に出来上がったのを取り込んで彩色
だと厳しいモノがあります。

 線画が出来上がったモノでこんな感じで色彩が弱い場合、


 (1)脱色をして色をグレースケールにする

 (2)オートホワイトバランスで補正をかける


と言う方法を取ると、線が浮き出ます。

 フォトレタッチをされた事がない方だと、なぜか分かりにくい
と思うのですが、グレースケールは、元々線画が黒とかの単一色
にするモノだから、ソレになっていたほうがいいので、カラー情
報を整えると言う事でソレを行うモノで、オートホワイトバラン
スでは、露出補正もしてくれるので、色彩の偏りとセットで補正
をしてくれます。その為、線画浮き出る訳です。

 原稿において


 【 線が薄い = 露出がオーバー気味 】
 【 線が濃い = 露出がアンダー気味 】


とも考えられます。と言うか、アンダーだと用紙まで黒いので、
個の場合は露出補正と言うよりもコントラストで飛ばしていくほ
うが効果的です。薄い場合だと、明らかに全体的に白いと言う概
念で合っているので、その補正を行えば線が浮き出てくる訳です。

 そして、その処理を行ったのがコレです。


□ オートホワイトバランスかけてみた。



適応前と比較すると結構線がしっかりしているのが見て取れると
思います。実は取り込み後の原稿も、線の濃さだけど調整できる
訳です。

 ちなみに、このオートホワイトバランスを適応すると濃くなる
ので、さっきの方法で消したのとは違うノイズが浮き出てきます。
その為、ゴミ取りの作業が発生します。

 とりあえず、原稿を取り込んだときに


【 線画濃すぎる=コントラストを上げてみる 】
【 線画薄すぎる=オートホワイトバランスを適応してみる 】


と言う手法を試してみるといいかと思います。

ちなみに、今回の絵ですが、


 □ Atom D510(1.66GHz/2コア4スレッド/キャッシュ1MB)
 □ 2GBx1
 □ SATA II 1.0TB
 □ Ubuntu 11.10
 

と言う環境で、ソフトはGIMPを使っています。

とりあえず、フルデジタルではないので、写真を撮ってみました。

□ 描いた絵を撮ってみた。



ちなみに、この写真ですが、ちなみに、今回も


  ■ SONY Cybershor DSC-R1



で撮影しています。そして、今回はライトなしでは撮れないので
いつも通り


  ■ クリップライト
 


を使っています。ちなみに、ソフトは、


  ■ GIMP
    http://www.geocities.co.jp/gimproject/gimp2.0.html


で、補正やリサイズ(トリミングではなく解像度を1000万画素超
から縦幅400pixにしています)しています。処理を行った環境は、


  ■ Atom D510MO (1.66GHz、4スレッド、1MBキャッシュ)
  ■ 2GB DDR2
  ■ CPU内臓グラフィック
  ■ SATAII HDD
  ■ Ubuntu


と言う感じです。




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