水瓶

ファンタジーや日々のこと

氷川丸・その3 老婦人の船室

2014-07-10 08:28:06 | 横浜の観光・博物館など
船前方部の廊下。曲線になっています。窓枠も上下に湾曲しているので、
それに合わせてカットされた窓ガラスがはめ込まれていました。船独特ですね。


狭いながらも豪華な一等船室。調度品もすごいです。


毛布の飾り折り。一部屋一部屋違っていました。好評だったそうです。
でも折り方覚えるの大変そうだなあ。。


水道まわりもきっちりしています。
ひょっとして日本のワンルームとかのコンパクトな造りは、船室を参考にしたんじゃないでしょうか。


広々としたデッキ。ここで日光浴していたんでしょうね。


気持ちよさそだな~~~


船ならではの窓の取手がいい感じでした。しっかり作られています。


必要だけれどできればお世話にならずに済ませたい救命ボート。今はゴムボートですよね。


舷窓。丸い窓を見るといかにも船という感じがします。
調べてみたら、丸い方がガラスが割れにくいからのようです。


この階段を上に上がって行きます。


後部甲板。おおお、ずいぶん上に上がって来たぞおおーーー!!!

氷川丸は、1930年に造られた貨物も運ぶ豪華客船で、戦時中には医療船として作り直され、
戦後にはまた商船に復帰したそうですが、1960年に引退。
これほどの船が30年てなんだか早い気もするけど、激しい戦火の中も航路を動いていたことを思うと、
優雅な貴婦人も充分に波瀾万丈な船生を生きて、もうおつかれさまという感じだったのかも知れません。
御年84才。もう、山下公園に留まってからの方が長いんだね。


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