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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

アカデェミー出席三回目(3回シリーズその3)

2014年05月21日 00時00分01秒 | 日記

4.ワカマル

 人間の動作を研究し、人の顔を認識する画像認識の技術や音声対話技術などを搭載し、自然な距離や目線での動きを実現したロボット。

 以前、ホンダの人型ロボットアシモ君を見学したことがあるが、アシモ君に比べ動きは限定される。会話する件数も少ないが、じゃんけんや、握手など行動と会話が出来ることなどは介護の分野などで利用が可能であろう。

5.ネットワーク型家庭用植物工場

 家庭に導入できるように開発された植物工場。内部にカメラが付いており、Webサイトを通じて遠隔で、栽培状況を確認できる。ネット専門家に相談することも可能。太陽光には植物にとっても有害である紫外線を一切放出しないLED電球で植物を育成する。害虫や微生物が付いていないクリーンさが食生活を変えるという期待が実現される。栄養は調合された液肥である。サラダ用の野菜が作られていた。

6.免震装置

 少量の圧縮空気で簡単に構造物などを持ち上げ、浮遊状態にする装置である。建物を支え、揺れを受け流すことが出来る「LMガイド」を利用した免震技術。地震の速度に応じて揺れを少なくするダンパーを組み合わせることで、地震の揺れを小さくすることを可能にした。

7.ミドリムシジェット燃料

 水中の藻類の一種であるミドリムシが蓄積するオイルを大量栽培して、燃料を生み出す技術。陸上植物に比べ面積当たりの生産能力が高く、ジェット燃料に適している。石油製品である限られた資源に変わる代替燃料として期待されている。他の移動媒体は燃料電池や太陽光を利用することも可能であるが航空機だけはその動力がガソリン以外には使えないためジェット燃料としたとしている。

 展示品からピックアップして掲載したが、この他多くの興味ある技術が展示されていた。建物の二階にはビデオ鑑賞ルームが敷設していて、スカイツリーの建設(大林組)と産業用ロボットの入賞作品のビデオが上映された。ご興味がある方は以下のアドレスをご覧頂きたい。

http://tepia.jp/

(このシリーズ最終回です)



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