民族排外主義をどう克服すべきなのか。それは今回の京都の朝鮮学校に対する「在特会」などの行動を多くの人が「とても看過できない」と声をあげることだ。19日の東京の集会、(「緊急報告会 民族差別を許すな! 京都朝鮮学校襲撃事件を問う」主催:平和力フォーラム/在日朝鮮人人権セミナー)22日の京都の集会(朝鮮学校への攻撃を許さない!12・22緊急集会―日本社会の排外主義を問う―22日(火)19:00~21:00(開場18:30)京都会館・会議場(075-771-6051)は大きなカギを握る。しかし、なぜこうした行為が突然出てきたのか。いやそうではない。1990年代半ばから顕著になった右傾化の流れが、ついに小泉―安倍政権で磐石の土台を築いた。法律の制定や改悪などだ。そして、右ウイングへの「コンセンサス」は公然と外国人排除、朝鮮人排除を標榜する人たちを顕在化させた。おまけに08年の大恐慌により、若者の正規職就職がなかなか見つからない、あるいは格差社会がどんどん拡大するという状況を堅固にした。社会構造への不満、経済的不満が社会の底流に充満するようになった。その不満を解決できないでいることが、より社会で弱い立場にある朝鮮人に向けられることになったということか。なんということか。今日の東京集会、そして22日の京都集会は解決、克服の道筋を示すだろう。
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