そして父になる / ブロードバンド

妻が風邪を引き旅行に出掛けられなくなった。
そこで前から見たかった「そして父になる」をTSUTAYA TVで視聴。

いやー冒頭から泣きっぱなしになってしまった。
ズーと涙が出ていた。

びっくりしたのは、あっさりと本題に入っていったこと。
前情報で観客は既に子供の取り違えがテーマの映画であるということ知っているのでいきなり本題に入っていたのだと思う。

エリート一家と地方の粗野な電気屋一家の対比。意図は理解できるが、福山がエリートに見えない。ある意味ミスキャストなんだけれど、彼だからこそ魅力的な作品になった、というか見る気になったとも言える。出演者全員名演技なんだけれど、ほんとリリー・フランキーは自然体でうまい。それと、それぞれの家族の衣裳の対比もいい。

いろいろ考えさせる映画。生みの親か育ての親か。
お金があるから幸せか。

ところで、なんでこんなに涙がでたんだろう。それもじんわりと。
それは・・・自分が、

父になったから。