株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

地名と歴史(18) 宇摩説の地名解説 大阪・難波、浪速の「ナ」について、基礎知識

2009-06-12 03:56:17 | 宇摩説の「地名と歴史」

   はじめに

 

 前回は、田蓑が太鼓台を継承していた事を知って、急きょ、卑弥呼と太鼓台に変更した。先に田蓑の地名が、高天原(邪馬台国)と「田の蓑」の関係を残す自慢の地名だと解いた。

 

 

 そして、燧灘の中心部、北四国の中心、三郡(香川・三豊郡、愛媛・宇摩郡、同・新居郡)の太鼓台に、近畿では一番近い太鼓台が田蓑に残っていた。

 

 この似ている部分を、少し云えば、布団締め、トンボ、龍の飾り幕、四隅の房などである。これは、近畿の太鼓台を集めて示せば判り良いが、これは、太鼓台の話の時にしようと思う。

 

 さて、話を戻して、難波(浪速)に戻ろう。

 

 先日読んだ本に、「朝鮮古語」と云う説明は、いかがわしいとあった。無理もない、朝鮮文書などずっと遅くて、朝鮮古語など残らないと云う。

 

 日本より、ずっと遅い上に、残っているのは漢文であり、どう読んだかは、日本の古事記のように、言葉を残してない。つまり、いかがわしい、「ナ」の太陽説なのだ。

 

   宇摩説の「ナ」 

 

 宇摩説のは、「やさしい古事記講座(天之御柱)」や、その他で、イザナギ・イザナミの、「ナギ・ナミ」を天(海)の言葉として、解いている。また、は、「ノ(野)の古語」とする。

 

 古事記では、国固め野は無しが、ウマシアシカビヒコヂ、イザナギ・ミ、現在進行中の大国主などと続いている。此の基本的皇后の言葉が、「ナ(野、穏やか)」の実施である。

 

 だから、大阪の、ナリ地名は、ナ(野)にナリ(成り)の意味である。同様の地名は、ナル(成る)であろう。ナルについては、「まんが昔話」で書いた。

 

 宇摩説の解明は、あちらこちらで、謎解きや、歴史解明に役立っているし、すそ野が広い。現在の地名学が手軽な地形説明に走るので、歴史が解けない現状がある。

 

 最初に地名学を始めた、鏡味完二氏の『地名学』に戻って、多くの地名を見直して、現在の地名学を大幅改正する必要があろう。

 

   宇摩説の古事記の国固め

 

 宇摩説では、古事記の四番目の神、「ウマシアシカビヒコヂ(宇摩志阿斯可備比古遅)」から、国固めが行われていた、と、解いている(「やさしい古事記講座」参照)。

 

 現在の史学では、古事記の出だしを、宇宙の創造(想像?)と、説明するが、宇摩説では、建国の状況と解いた。だから、ウマシ(略)神は浮いた油のような国を固め居た神となる。

 

 次が、イザナギ・ミが、天津神の指示によって天下り、国作りをする。大国主の、「国を作り、固める」と云うのと同じである。古事記は正しく解けば、一貫した内容になっている。

 

 此のイザナギ・ミの国固めは、全国を訪問して、天之御柱などを舞台装置を作って、演劇によって説明して、誰にも判りよく知らせたのである。

 

 このように、神話(高天原)時代の日本は、最初から、国(小国、郡、村)を作って、これを知識や技術、稲作などで導き、全体組織に入れて、固める方法を取った。

 

 それでも、時が過ぎると、荒れる(なみの)神が出ている。これらを治めたのが、スサノオ、オオクニヌシなどで、これを続いて治めた人が出てきたのである。

 

 以上を基礎認識として持てば、宇摩説の地名解説が良く理解できるだろう。

 

 また、脱線が多くて、殆ど進まなかった。次回も、「」について、基本的な説明を続けることになる。ナの意味は、多いのだが、これらも纏めておく事にする。

 

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